メニューが無いお店でワクワクとトキメキがハイボールのようにハジケた日 ∴ Ippocampo(イッポカンポ)
メニューありませんが、料理の食材がボードに書いてあり、
シェフと食べたいものを最初に相談しながら決めるスタイル
クセになりそうな楽しめるシステムです。
基本料理はソースでは無く、シンプルにオイルや塩で味を整えて提供しています。
シェフと、ホール担当の奥様とのキャラは親しみ易く
フレンドリーさも魅力でがっつり常連になる人々も多いと思います。
他のカジュアルなレストランではメニューがありますが、
シェフと共にメニューを組み立てていく面白さは他でなかなか体験出来ません。
イタリア語で幸運のシンボルだと言われる
タツノオトシゴ=イッポカンポが、
店内のあちらこちらに見受けられます。
Ippocampoには値段設定無くセレブ向けなお店です。
メニューから品目絞って少なめに飲んで食べてだと
金額的にはそれなりに抑えられるかと思います。
お会計から1人あたり、13,000円越え
レストランの維持、仕込みや食材仕入等々
お店側の裁量によるところなので
食材を美味しさのセンスを吹き込む技量などの金額は、
食べる側に推し量る事は実際には難しいのではありますが…
静かにしっとりとカジュアルにイタリアンを楽しむ客層の中
ちょっとテンション違う方もいたのでちょっと賑やかとは違う感もありました。
テーブル広々としたこの感じがやはり良いと思うのです。
狭ければ狭い程…居心地悪いですからね
ただこのお店だと、カウンター席が打って付けなのです。
テーブル席もいい感じでしたが、シェフとマダムの魅力が
十二分に発揮されているカウンター席は絶大な人気らしく
ドリンクは、最初にハイボールをオーダー
フーリア ビアンコ 白ワイン
白光色のシラーからして
そのワインのミネラルが入っているのを予感させたのです。
口に含めば甘やかなミネラルと優しい酸味と甘みが滴り感じるワイン
3杯目 赤ワイン
カサル・ディ・セッラ ヴェルディッキオ・デイ
カステッリ・ディ・イエージ・クラシコ・スペリオーレ 2021年 ウマニ・ロンキ社
深いいい味わいでした。
コクがしっかりでマイルドな酸味
グラッタマッコ ボルゲリ ロッソ 2020 赤ワイン
フルボディのしっかりとした味わい
滑らかなタンニンや酸味と甘みとブラックベリー系の風味
美味いワインです。
お料理は、美味しいものをちょっとずつ散りばめられた感じ
ボリュームは少なめなのと、最初に前菜が出て来るまでに30分弱と、
一通り出て来るのに2時間半程度と、来る際時間のゆとりは必須です。
コースで一通り出て来る流れの時間はそこそこといいところと思います。
前菜
色々盛り合わせ
カプレーゼは、水牛のチーズが美味しく
鶏レバーのコンフィは柔らかで味わい濃く
長芋はいい塩加減の美味しい味付けで食感も良く
切りたて生ハムと、オリーブの実、ガーキンは売られている感じのもの
パスタ
カラスミのパスタ
オイリーなコクと旨味とこの細麺のパスタの食感がビュー
肉料理
イチボのカルパッチョ
抜群に美味しい黒毛和牛イチボ
そして、新鮮な野菜が盛られ、
ハードタイプのイタリア産チーズがワインのアテになるのでした。
手長海老
色の濃い部位は香ばしくカリカリで甘みと旨味強いです。
ただ、思ったよりも小さいサイズ
合鴨
菊芋のフライ
合鴨の火入れは絶妙に調味されていて
美味しさはなかなかのものでしたが、
値段と比してポーションは少なめでした。
キクイモが香ばしく食感からも美味しいのです。
マスカルポーネと大人のプリン
どちらも手作りのほろ苦さや控えめな甘さで
食感も楽しめる仕上がりのデザートでした。
コースの流れを感じる全6品
そしてデザートは、
2種類をそれぞれシェアして食べました。
全体的に飛びぬけて高い食材はありませんが、
会計では想定を遥かに上回る金額…以下略
#イッポカンポ
#Ippocampo
#イタリアン
#カジュアルレストラン
#円山グルメ