【上田の夜を刺激する『なかなか』という選択】
久しぶりに東京から訪れた相方と手を取り合い、向かったのは予約なしでは足を踏み入れることすら叶わない話題の居酒屋『なかなか』だ。 暖簾をくぐれば、そこは地方都市の居酒屋という概念を心地よく裏切る洗練された空間。活気あふれる若手スタッフの接客と都会的なモダンさに誘われるように、店内は感度の高い若い女性客や大人のペアで熱気に満ちている。 まずは「翠人ソーダ」で乾杯し、そこからホッピー(中3連打)と角ハイボールでギアを上げていく。 ◾️ テーブルを彩る酒肴たちも一味違う。 美しいエッジが立った鮮度抜群の「馬刺し赤身」に、爽やかな「サバ缶おろし」。 大葉とクラッカーのアクセントが効いた「いぶりがっこクリームチーズ」や「とり皮ポン酢」を挟みつつ、真骨頂である「おまかせ串盛り10本」を迎える。 香ばしくジューシーに焼き上げられた串に合わせるのは、上田名物の「美味だれ(おいだれ)」。 お約束のニンニクがガツンと効いていながらも、決して主張しすぎず、素材である焼き鳥本来の旨味をしっかり引き立てる絶妙な匙加減が素晴らしい。他の焼き鳥店とは一線を画す、洗練された味わいと満足感のあるボリュームに、心地よく酔いが回っていく。 あまりの美味しさに、店頭で売られていた瓶詰めの「美味だれ」を手土産として迷わず購入。 現在、決済端末会社の都合により「現金会計のみ」となっている(店主・工藤氏のユーモア溢れる張り紙も必見)。訪れる際は、財布に十分なキャッシュを忍ばせておくのがスマートな大人の嗜みだ。 上田の夜に、またひとつ、通いたくなる名店を見つけてしまった。 #東京カレンダー風 #信州グルメ #上田ディナー #美味だれ焼き鳥 #上田なかなか
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