Shinichiro Nakahara
門前仲町駅
フレンチ
【『jiü 慈雨』で過ごす、心満たされる誕生日祝いの会食】
相方の誕生日を祝う特別な日の会食場所として選んだのは、門前仲町の人気店『渡邊料理店』の姉妹店『jiü 慈雨(ジウ)』です。 予約困難店として名高い『渡邊料理店』の開業3年目にあたる2025年3月19日に姉妹店としてオープンした同店。本店からすぐの場所に佇む一軒家レストランは、常連客との縁から生まれた物件を細部までこだわり抜いてデザインした空間です。「慈雨」という店名には、“万物を潤し育てる恵みの雨”のように、訪れる人の心を優しく潤す存在でありたいという想いが込められているんだとか。 ◾️緑と光に包まれる、温もり溢れるプライベート空間 案内された2階の個室は、大きな窓の向こうに大横川の流れと豊かな緑が広がる開放的な空間。柔らかく差し込む木漏れ日と木の温もりを生かしたインテリアが調和し、心地よい静けさの中でゆったりと食事を楽しめます。 ◾️すべての皿に薪火のニュアンスを宿した10皿のコース 毎月1日に更新されるコースは、アミューズから最後のお茶菓子に至るまで、すべての料理に薪火(まきび)の技法が施されているのが最大の特徴です。 肉料理はもちろん、ソースや付け合わせの野菜にまで薪火のニュアンスを凝縮。焦がし気味に焼き上げて薪の香りを纏わせた香味野菜を、燻製バターでソテーし、白ワインやフォン・ド・ヴォーと煮詰めたシグネチャーソースは、熾火(おきび)で火入れした野菜とともに奥行きのある香ばしさを生み出します。 料理を支える野菜は、シェフ・大和田氏の故郷である千葉県柏市「Yoshino Herb Farm」から届くフレッシュなハーブや野菜。力強い薪火の風味にも負けない存在感を放ちます。また、自家製ルヴァンのほか、千葉県松戸市の『Zopf(ツオップ)』から取り寄せるパンに至るまで妥協がありません。 ◾️【実食ルポ】jiü 薪火SPランチコース この日は、ディナーと同じ贅沢な内容で構成されている「jiü 薪火SPランチコース」をいただきました。 ▶︎ Amuses(アミューズ) ・ズワイガニ 根セロリ タルト / フォアグラのテリーヌ 栗 サブレ / ジロール茸のキッシュ 薪の枝が敷き詰められた木箱に映えるキッシュやサブレ。香ばしさと繊細な食感の対比が期待感を高めます。 ▶︎ Soupe × Pain(スープとパン) ・ 薩摩芋のスープ / 自家製パン オルヴァン 切り株の器で供されるスープは薩摩芋のやさしい甘みと薪火の奥深い風味が広がります。 ▶︎ Hors d’oeuvres(前菜) ・デュクセル じゃがいも あんぽ柿 ・吉野さんの季節の野菜 灰干しシェーブルのリゾット 削りたてチーズと素材が調和し、フレッシュな野菜の食感とコクが際立つ一皿。 ・ フォアグラのポワレ 栗南瓜 秋トリュフ 贅沢にスライスされた秋トリュフの芳香と、香ばしいフォアグラのコクが重なる至高の逸品。 ▶︎ Poisson(魚料理) ・ 真鱈 春菊 ナーシュ ふっくら仕上がった真鱈に、食用花やハーブ、春菊のアクセントが利いた味わい深い仕上がり。 ▶︎ Viandes(肉料理) ・ シャロレー牛 / 宇治京鴨 薪火と熾火で絶妙に火入れされた肉は赤身の旨味が引き立ち、薪燻ソースと見事に調和。 ▶︎ Avant dessert(アヴァンデセール) ・ 千葉県柏市の蕪のアイス 名物の一皿。熾火で甘みを引き出した蕪と、ミルク感を抑えたオリジナルアイスが融合。蕪の葉のピュレ、オリーブオイル、岩塩が旨みを際立たせます。 ▶︎ Dessert(グランデセール) タルトタタン ▶︎ Café(食後のお飲み物) コーヒー / 誕生日メッセージプレート ◾️ お祝いを終えて 『jiü 慈雨』の名通り、お店の雰囲気、温かな接客、そして薪火を纏った力強くも繊細な料理が心とお腹を優しく満たしてくれる最高のバースデーランチとなりました。特別な日を静かに、そして贅沢にお祝いしたい方に自信を持っておすすめできる名店です。














