光り物への強いこだわりと、神経締めの魚を軸にした鮨を楽しめる鮨店。
神奈川県長井港の「さかな人」長谷川大樹さんや、愛媛県今治の「伝説の漁師」藤本純一さんなど、超一流ほ生産者から届く高鮮度の魚を使う。
丁寧な下処理による魚の旨みを活かした握りと、季節の食材を組み合わせたおまかせコースが特徴。
場所はJR蕨駅西口から徒歩数分。
蕨名店街ビルの1階にあり、駅近ながら落ち着いた通りに面している。
外観はシンプルで控えめな鮨店の佇まい。
店内はカウンター中心の落ち着いた空間で、店主との距離も近く、魚の話を聞きながら食事を楽しめる雰囲気。
店主は山川忠康さん。
約28年の修行を経て、2022年に独立してこの店を開いた。
店名の由来は、店主が特に好きな「光り物」。
コハダやアジなどの青魚に加え、珍しいオアカムロアジなども扱う。
魚は神奈川県長井港の「さかな人」長谷川さんが脳締め・神経締めを施したものが食べられる。
さらに愛媛県今治の伝説の漁師・藤本純一さん(蛭子丸)から届く魚も使用し、鮮度と旨みの両方を重視している。
基本はおまかせコースで、一品料理と握りを織り交ぜた構成。
魚だけでなく、山菜など季節の食材も取り入れるのも特徴。
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この日はグルメ仲間にありがたくお声掛け頂き初の訪問。
予約時間に合わせて入店。
挨拶をしてカウンター席へ案内される。
注文は、旬のおまかせコース,旬のおまかせ握りの他に、単品で楽しむことも可能。
この日は
《旬のおまかせコース 牡丹 9,900円(税込)》
・料理9品,握り12貫
にお酒を合わせて楽しむ。
▪️冬あおい
さっと茹でたものは粘りがあり、素朴な青菜の旨み。
葉を焼いたものは青のりのような香りが立ち、香ばしさが加わる。
▪️前菜
・白子ポン酢
・かずのこ西京漬
・手作り豆腐
・ワカサギ南蛮漬け
・ケール、紅芯大根
・自家製味噌ダレ
数品を少しずつ楽しめる盛り合わせ。
白子はとろりとした食感にポン酢の酸味が合う。
かずのこは西京味噌の甘みでまろやかな味。
ワカサギ南蛮漬けは軽い酸味で食欲を引き出す。
野菜は自家製味噌ダレで、素朴な甘みを感じる。
▪️おさしみ
・メジマグロ
・ホウボウ
・クジラ のびる醤油
・オアカムロ(アジ)
・コハダの磯辺巻き
数種類の魚を食べ比べ。
メジマグロはさっぱりした脂で軽い口当たり。
ホウボウは白身ながら旨みがしっかり。
オアカムロはアジよりも野性味のある味。
コハダの磯辺巻きは、海苔の香りと酢の締まりがよく合う。
▪️冷たい白子コロッケ風
白子に鰹節と焼いたパン粉をまとわせた一皿。
外側は香ばしく、中はとろり。
コロッケのような構成で、食感の対比が面白い。
▪️愛媛県産真鯛カブト
今治の漁師・藤本さんの真鯛。
焼いたカブトをほぐし身にし、香草とオリーブオイルで香り付け。
骨周りのゼラチン質が特に濃く、脂の旨みが強い。
▪️聖護院大根の柚子味噌掛け
やわらかく煮た大根に柚子味噌。
柚子の香りが軽く立ち、口を整える役割。
《握り》
▪️ホウボウ
白身らしい上品な旨み。
▪️真鯛 愛媛
養殖ながら脂が乗り、身の甘みがはっきり。
▪️春子 小鯛の酢じめ
軽い酢締めで味が締まり、白身ながら光り物のような印象。
▪️コハダ
シャリは光り物に合わせたバランス。
酢と脂の一体感が良い。
▪️広島菜のしば漬け(漬物)
店主が好きな広島菜。
さっぱりした漬物で口直し。
▪️相模湾 真鯵
神経締めのアジ。
脂と旨みのバランスがよく、後味がきれい。
▪️オアカムロ(オアカムロアジ)
干物やくさやに使われることも多い魚。
アジよりワイルドな味わいで、旨みが強い。
▪️北海道産ホタテ
厚みがあり甘みがしっかり。
《巻物》
▪️赤貝ひも
天然赤貝のヒモときゅうりの細巻き。
コリっとした食感と香りが印象的。
《椀》
▪️茶碗蒸し
青海苔をのせた茶碗蒸し。
蓋を開けると磯の香りが立つ。
なめらかな食感で、出汁の旨みが広がる。
《握り》
▪️メジマグロ
本鮪の幼魚。
赤身の軽い酸味と旨みのバランスが良い。
▪️本鮪中トロ
脂が程よく乗って甘みをしっかりと感じる。
▪️クロシビカマス
炙って大根おろし。
香ばしさと脂の旨みが重なる。
▪️穴子
ふんわりと柔らかい仕上がり。
▪️お吸い物
その日に使った魚のアラから取った出汁。
澄んだ味で締めにちょうどよい。
▪️のりたま
玉子でシャリを挟み、海苔で巻いたもの。
ぷるっとした玉子と海苔の香りがよく合う。
▪️甘平
オレンジとみかんを掛け合わせた柑橘。
甘みと酸味のバランスがよく、最後にさっぱり。
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