カステラ一番、電話は二番の文明堂の新しいブランドで、東京駅のグランスタに1店舗を構えてテスト・マーケティングをしている。 「メープルカスティーラ」は、本流のカステラを一口サイズにして、メープルシロップを含ませて個装したものである。カステラのスポンジーな舌触りは失われているが、卵の甘みとメープルシロップの甘みが重なって美味しい。 既存製品の延長なので、ゼロからの投資は掛からず、更に文明堂カステラの良いイメージを利用できる手堅い商品企画である。メープルの他に、様々なフルーツの果汁を染み込ませるか、ジュレにして射込むことでバリエーションを増やせることができるので、今後の展開が期待できる。 但し、「文明堂のカステラ」は、「トヨタのクラウン」と同じく高齢者向けのイメージがあるので、「カステラ」を使うのは二律背反の恐れもある。
駅から近い
禁煙
おひとり様OK

























