「島耕作が愛した蕎麦」と聞けば、ミーハーな自分としては一度は食べておきたい。ここ港屋2は、かつて虎ノ門にあった伝説の立ち食いそば「港屋」の流れをくむ店。港屋は2002年の開業以来、太くコシの強い蕎麦に、ラー油の効いた甘辛いつけ汁と豚肉を合わせる「冷たい肉そば」で一世を風靡し、弘兼憲史さんの「島耕作」シリーズにも登場。主人公・島耕作が通う店として描かれたことでも知られています。2019年、18年間営業した虎ノ門の港屋は「寿命が来たようです」という貼り紙を残して閉店。ところが2016年には、星のや東京の開業に合わせて大手町に「港屋2」が誕生しており、現在もこのスタイルを味わえる貴重な存在です。メニューは潔く冷たい肉そば一本。ゴワッとした太めの蕎麦、たっぷりの海苔・ネギ・胡麻、豚肉、そしてラー油の香りが立つ濃いめのつけ汁。この独創的なスタイルが、後の「ラー油肉そば」ブームにも大きな影響を与えたと言われています。高級旅館「星のや東京」の1階という現在の立地も含め、普通の立ち食いそばとは一線を画す存在。島耕作を読んだことがある人なら、なおさら「ここか!」となるはず。食べるだけではなく、東京の蕎麦史と漫画文化まで楽しめる一杯です。
写真と本文をすべて表示唯一無二の“冷やし肉そば”が味わえる、都会の隠れ家風立ち食い蕎麦店
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK



















