超実力派日本人シェフが作りだす至高の南インド料理
コンセプトは「インド人が食べておかしいと思わないインド料理」。ここは群馬の宝、全国レベルでトップクラスの名店でしょう。2名で行ってきました。 2026年4月4日 土曜日 18:46 *ミールス *ノンベジ (チキンカレー) *ノンベジ (チキンチリ) *チキンビリヤニ ハーフ ミールス ミールスはベジオンリー。ノンベジが食べたい場合は、ノンベジを追加するシステム。ベジを主体としたシステムにこだわりが感じます。オーダーはベジミールスを2つ。そして、追加でチキンカレーとチキンチリに。 ステンレスの丸いターリーにバスマティと日本米のブレンドが盛り付けられ、その周りをサンバル、ラッサム、ダール、コロンブ、ポリヤル、ヨーグルトなどのカトリが囲み、ポリヤルやアチャール、ピックルが添えられパパドが乗せられた豪華仕様。豆や野菜が溶け込んだサンバルは、具沢山でスパイシー。ラッサムは、トマトの旨味に頼らないスパイスの風味を味わえる優しい美味しさ。兎に角、このサンバルとラッサムが極上中の極上。これだけ食べるだけのために遠征するのもアリです。そのほか、豆の甘味が体に染み渡るダール。ワッタルコランブはパンチを効かせた味わいでターキーベリーの苦みがミールスの味に奥行きを出してます。ヨーグルトはカードではなく、マスタードシードが効いたスパイス感のあるもの。全て混ぜて完成する美味しさでありつつ、個別に食べても満足度がすごい。野菜をふんだんに使い、添加物を使わない調理ですが、スパイスの効かせ方や塩気、酸味のバランスが緻密に設計されたプロにしか出せない至高の美味しさです。 ノンベジのチキンカレーはお連れ様がオーダー。私はチキンチリ。チキンカレーは旨味が深く、スパイスが調和した味わい。他の副菜とも見事に馴染む完成度の高さ。 チキンチリは、ストレートな辛さが全面に出ている強い刺激とスパイスの風味が際立ったカレー。ノンベジも素晴らしい。 チキンビリヤニ ビリヤニにグレイヴィとライタが付いたゴージャスなビリヤニ。この日はチキンビリヤニでした。当然ですが、ホールスパイスがしっかり使ったスパイス感MAXなスタイル。ジューシーで骨まで付いたチキンがゴロゴロと入って食べ応えは文句なし。あまり混ぜすぎないのが美味しく食べるポイント。と言うか、場所によって味が違うのが最高なわけです。最初はライタもグレイヴィソースも使わず、そのまま頂くのが良い。中盤からは少しずつライタを混ぜ込み、さらにアクセントとしてグレイヴィソースも。最終的に食べる側が味を完成させるビリヤニの醍醐味を満喫できる正統派です。 美味しく完食いたしました。 『インド食堂 チャラカラ』は、群馬県前橋市にある南インド料理専門店。オーナーは「岡田 博志」氏と陽子さんのご夫妻。2015年6月にオープンし、2026年で開業11年目を迎えます。店名は、岡田氏が料理を学んだ師匠と言える、『マディナカレーレストラン』のシェフ「シャムスディン」さんの故郷が由来。もともと会社員だった岡田さんのカレー人生は、通っていたカレー店の店主が引退を仄めかしたことから始まります。岡田氏は、この味を残したい一心で作り方を教わり始め、独学で近い味を再現できるようになります。そして、マディナカレーレストランに足を運び本場の料理を学びます。インド料理研究家の教室にも通い、独学と師事を重ねながら知識と技術を積み上げていったのですが、「シャムスディン」さんが帰郷することになり、なんと岡田氏は会社を退職。共にインドへ渡り、ケララ州とカルナータカ州を行き来しながら、4か月以上現地で南インド料理を学んだのです。その後帰国して開業。その後も常連客の実家を頼って再びインドへ渡り、現地のミールス専門店で働いたり、ビリヤニ作りの名手から直接指導を受けるなどして腕を磨きます。さらに、都内の有名南インド料理店のシェフの味に惚れ込み、教えを請うたエピソードもあります。その店が閉店した際、次の就職先が決まるまでチャラカラの厨房に招き、共に腕を振るったのだとか。インド各地の料理人からエッセンスを吸収し、試行錯誤を重ねて完成させたのが、チャラカラの味なのです。日本人シェフでありながら、料理人歴10年に満たない期間でここまでの評価を得ているのは、並外れた探究心と行動力の賜物でしょう。 お店の雰囲気とか、アクセスとか、そこまで書ききれないので割愛。結論、カレーが好きなら群馬へ行きましょう。チャラカラは、時間と金と労力をかけて足を運んでも、たっぷりお釣りが返ってくるレベルの名店です。 とってもおすすめ。 #群馬グルメ
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