西天満にある蕎麦の名店「そば切り 荒凡夫」さんへ。 人気店ということもあり気合を入れて開店前に到着しましたが、既に先客がいらっしゃり、惜しくも2回転目での入店となりました。 待ち時間は25分ほど。期待に胸を膨らませて入店します。 今回のお目当ては、3種類の蕎麦を食べ比べできる「そば三昧」。 このメニューの素晴らしいところは、3枚が一度に出るのではなく、一枚を食べ終える絶妙なタイミングを見計らって次が提供される点です。 常に「茹でたて・〆たて」の一番美味しい瞬間を逃さずに味わってほしい、という店主の矜持を感じます。 ●二八・十割 まずは繊細な細切りから。 水切りが完璧で、口に含むと穀物の甘みがふわりと広がります。何もつけずとも成立する美味しさ。 ●粗挽き十割 圧巻だったのがこちら。写真でも分かる通り、粒感がしっかりと残る野趣あふれる見た目です。 お塩を少しつけて手繰ると、蕎麦の香りが爆発的に広がります。 そして、これを受け止めるつゆがまた秀逸。 やや濃いめのしっかりとした味わいなのですが、主張の強いこちらの蕎麦と合わさると、互いを高め合い最高のバランスに着地します。 ●昼から一献 こちらはお酒のアテ(酒肴)も充実しており、日本酒とともに粋に蕎麦を手繰るのもまた一興。昼から美味しい蕎麦とお酒を楽しむのにも最高の一軒です。 このクオリティの蕎麦を3種、計算された間合いで楽しめる体験は、並んででも味わう価値があります。 大阪市内の蕎麦屋の中でも、間違いなく指折りの実力店だと思います。 美味しかったです♫ ごちそうさまでした。
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
香りと風味に包まれる、職人こだわりのそば三昧体験
落ち着いたカウンター席とアットホームな雰囲気が魅力のそば屋。北海道美瑛産の新そばを使った「そば三昧(二八、十割、粗挽き十割)」は、繊細な香りと食感を食べ比べでき、一口ごとに蕎麦本来の風味が広がります。素材や仕上がりへのこだわりはもちろん、お客様に合わせて出来たてを丁寧に提供してくれる心づかいも嬉しいポイント。しっかりしたコシの細麺から、手挽きによる粗挽きまで、違いを五感で楽しめます。寡黙ながらも温かな大将と明るい奥さんのコンビネーションが居心地の良さを生み出し、日本酒やおすすめの小鉢とともに、丁寧な時間を過ごせる一軒です。味、雰囲気ともに高い満足度で、何度でも通いたくなります。


























