初秋の深大寺は静かで、特に平日の夕方は少し物悲しい雰囲気が漂います。でも私はそんな暮れゆく深大寺が好きなのです。実家の近く、というのもあるかもしれませんが、小さい頃から親しんだ場所は思い入れがあります。少しの散策の後、どこかでお茶でもしようと車を走らせていたら見つけたこちら、佇まいが良さそう⁈ とりあえず駐車場に入りました。 入り口を抜けると店頭では雑貨も扱っていて、どれも手にとってみたくなる和の小物です。一通り見たあと、奥の喫茶エリアに席を取りました。古民家を活かした内装の空間には静かな時間が流れています。そういえばランチは時間がなくて抜いてしまったので少しお腹に溜まるものを、と いそべもち500円 をお願いし、アイスクリームあずきのせ 600円 と コーヒー 400円 をブレイクのお供にしました。 まったりとお店の中を眺め、窓から見える緑に癒されながら待っていると、小さな木のトレイでいそべ餅とお茶が運ばれてきました。お餅は黒豆入りのよもぎ餅なのかしら、濃い緑色の焼き餅です。醤油の香ばしい香り、次第にしっとりしてくる海苔の香り、日本人でよかったと思える瞬間ですね(^ ^) お茶と共に愛おしむようにいただきました。そしてアイスクリームと温かいコーヒーです。この組み合わせ、ちょっと贅沢ですよね(^ ^) クリームとあずきの甘さが控えめなのでとても上品な一品です。これにコーヒーもよく合います。見事な和洋の合わせ技のブレイクタイムとなりました。 もう少し前ならヒグラシが鳴いて雰囲気アップだったかもしれませんが、古民家のカフェでゆったりとした時間を過ごす静かなひとときは、心身ともにリラックスできます。観光地でもあるので、実家の近くといっても土日は混んでいてあまり行こうという気持ちにはならないので、たまに平日の時間が取れた時にはまた訪れたいお店です。
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
古民家カフェで味わう和スイーツと静けさ
静かな深大寺の一角に佇むこちらのお店は、古民家を活かした落ち着いた雰囲気が漂い、まるで時がゆっくりと流れるような空間です。店頭では、手に取ってみたくなる和小物や雑貨を楽しめ、席に着けば、窓から見える緑と和の趣が心を和ませてくれます。いそべ餅や冷しあずきは、お茶と一緒にいただくことでその美味しさが引き立ち、アイスクリームあずきのせやコーヒーも、和洋の絶妙な組み合わせを堪能できます。平日の静かな午後や散策の途中、ちょっと贅沢でリラックスした時間を過ごせる、おすすめの一軒です。

























