No.1163【春木屋の系譜。どこか懐かしい素朴な中華そば】 「中華そば・つけめん 甲斐」で「塩味玉チャーシュー麺」を頂く! ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:13時24分 ◆並び:3番目に接続 ◆並び方:食券を買わずに並ぶ。店に向かって右手に長椅子あり。食券を買わずに並ぶ。ワンオペ故、呼び込みはないので人が出てきたら店内の様子を伺いつつ空きが出たら入店するスタイルだが、席が空いてしばらくすると勝手口から店主が声をかけてもくれる。 ◆オーダー方法:食券制 ◆オーダー:「塩味玉チャーシュー麺」1100円 ◆着丼時間:13時38分(14分待ち) 久我山駅前の神田川の川沿いに店を構える「中華そば・つけめん甲斐」さんに1年半ぶりぐらいに再訪。春木屋出身の店主が、春木屋のそれとは異なりますが、リーズナブルな価格で提供するラーメンが好印象のお店です。平日昼時を少し過ぎたタイミングで現着すると1時過ぎでも並びあり。流石の人気ですね。カウンターのみ6席の店内で孤軍奮闘のワンオペスタイルのお店なので、人が出てくるタイミングで勝手にお店に入るスタイル。2人客が出てきた際に私の前2人組が店内に入ったのですが、入り口に向かって店前先頭で待ち続けていると、後ろから「席開いてまーす」と呼ぶ声に驚き!どうやら1人分の席は2人組が退店する前から既に空いていたようで、1席空いている状況を見て店主が勝手口から顔を出して声をかけてきたようです。 店の入り口から声をかけられるのなら予想ができましたが、予期せぬ形で後ろから声を掛けられれると人間ビクッとするもんですね(笑) ほんの少し戸惑いながら店内に入店し券売機とご対面。前回は醤油の「中華そば」を頂いたので、今回は「塩中華そば」をチョイス!贅沢に「塩味玉チャーシュー麺」にすると11時31分には着席。 着席からおよそ7分、待ち始めてから14分で着丼です。 ≪着丼後情報≫ いいですね。ブラウン色の見るからに濃そうな塩スープ。一口頂くとビシッと効いた塩味にほくそ笑みつつ、ふわっと広がる魚介の旨味が身体に染み入ります。なんというか、昔ながらのオーソドックスでクラシカルな塩スープといった感じ。奇をてらわない実直でまっすぐなラーメンと言う印象は以前「中華そば」を頂いた際と重なります。 麺は中太ちぢれ麺。チャーシューは吊るし焼きのスモーキーな肩ロースと、こちらも王道の味わい。肉肉しくも噛むとじんわり脂が染み出て鼻腔に抜ける燻製集がたまらない! 麺量は結構少ないかな。それぐらい食べ終わるのがもったいなくなるぐらいあっという間に完食でございました。次回来るときは大盛りにすることを心に誓いつつほっこりとした気持ちで退店です。 ご馳走様でした!
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
ランチ営業あり
子連れOK
おひとり様OK
懐かしさと誠実さが染み入る、駅近のクラシック中華そばの隠れ家
京王井の頭線久我山駅すぐ、味のある看板が目印の小さな中華そば店。店内はカウンター席のみのレトロな空間で、春木屋出身の店主が一人で切り盛りしています。昔ながらの縮れ麺と透明感ある煮干し・鶏の出汁が香るスープが特徴で、醤油・塩どちらも誠実な味わい。吊るし焼きチャーシューは燻製の香ばしさと脂身・赤身のバランスが絶妙で、柔らかく旨味が溢れます。丁寧に作られたあっさり系のスープは、じんわり身体に染み渡ります。大盛りやトッピングも良心的な価格設定で、地元の人にも愛されている素朴なお店。並んでも回転が早く、一人でも居心地よく過ごせます。「こういうので良いんだよ」と言いたくなる、昔懐かしい逸品です。

























