この店の口コミを見て「ラーメン屋さん」だと思ったあなたは大間違い。 「昼のラーメンはあくまで客寄せのため。夜の寿司コースを食べてほしいから」というこの店は、2024年まで1万円で、3月以降は1万2000円でコースを用意している寿司店。 この料金には「日本酒飲み放題」がついているから驚き。しかも、冩楽や黒龍、伯楽星などなど、よその店じゃ高価格帯の銘柄ばかりが次々に登場する。 久しぶりに訪れてみたら、つまみのレベルが格段にアップしていてびっくり。目の前でホタルイカを細かく刻み、なめろうにして出すというパフォーマンスを見るのもまた楽しい。そしてなによりおしゃべり好きの大将との会話も、料理に花を添える。 寿司も、あの高玉で修行した技が生きる。3日寝かせてもっちり、ねっとりとしたネタの濃厚な味わいと、すっきりとした辛口の日本酒のハーモニーが素晴らしい。 調子に乗って、昼に出していたラーメンの残りを(運が良ければ翌日の昼用のラーメンを)食べてしまう(別料金)。大満足の2時間を過ごした。
口コミ(6)
オススメ度:92%
口コミで多いワードを絞り込み
やばい。久しぶりに変態料理人に出会ってしまった。もちろん、最高の褒め言葉である。 福岡市中央区高砂の狭い路地に面したビルの2階。扉を開けると、カウンター7席だけの空間がある。それが「料理人中途半端」だ。店名からしてどうかしている。 誘ってくれた友人によると、今なら期間限定で日本酒が飲み放題となる寿司コースが1万円でいただけるという。んー、この価格設定なら、出てくるものは中途半端かもしれない。最初はそう思った。そんな想像はすぐに打ち破られてしまうのだが。 寿司の前につまみが数点。タコの桜煮、アワビとミズイカの塩辛、カワハギの卵の明太…なるほど、日本酒好きにはたまらないラインナップ。しかしそこに、ハモが出されたときには、イスから転げ落ちそうになった。「湯引きして氷水で締めるなんて、旨みが逃げるでしょう?」そう呟きながら、大将がハモを目の前で骨切りし、コンロで炙っていく。その間に梅を包丁で叩く。そのパフォーマンスを目の前で見ながら飲む日本酒は最高に美味い。黒龍や船中八策、田酒なんて「飲み放題」で出したらダメなやつばかりだ。 どれだけの時間が経っただろう。ゆるゆると酔いがまわってきた頃、寿司が握られる。これまた目の前で赤貝が殻からはずされ、柔らかい身をまな板に叩きつけて固く〆る。大将の蘊蓄も心地いい。聞けば、博多の老舗寿司店「高玉」で修行を積んだらしい。 ここまで読んできて、店名の「中途半端」ってなんだろう? と思われるだろう。そろそろ種明かし。この店、昼間はラーメン屋さんとして営業している。間借りとかではない。寿司職人である大将が出しているラーメンである。しかも、毎日違うラーメンを作っているという。店がオープンして半年ほどでその数80種類! スープが余っていれば、夜もコースとは別に出してくれる。 この日はキンキと丸鶏からスープをとった醤油ラーメンだ。いやそれ、高級魚でしょ? さらにそこへ、アサリや椎茸、昆布に煮干しまで投入しているというのだから、美味くないはずはない。ツルツルとした中太ストレート麺に低温調理のチャーシュー。参りました。
福岡市中央区高砂1-22-25エリア〜地下鉄「渡辺通駅」徒歩7分!西鉄「薬院駅」徒歩8分くらいに位置します。 コチラは2022年12月オープン!自虐的な店名「料理人中途半端」が話題となりSNS等で良く見かけるようになりました〜聞くところによると「なんでも作れちゃう」ところからそのような店名にしているとか!今回はどのような日替わりラーメンであろうと訪麺しました。 外観は飲食店などが入る雑居ビル2階!エレベーターを上がると「えっ」と誰もが感じるでしょう〜ビジネスホテルのような入口がいくつかあり〜右手奥がコチラのお店!店内は白木カウンター席のみの小ぢんまりとした和モダンなシンプルな雰囲気です。 今回のテーマ食材は「のどぐろ」です!あらかじめインスタストーリーで告知されていたので、オープン前には12名ほどの行列がありました!このお店の特徴は、お昼が「日替りラーメン」夜は「お鮨フルコース」を提供されているそうです!ラーメンのレパートリーは豊富で、今までに何種類のラーメンを作られてきたのか数えきれません!また、店主の接客やおもてなし感が素晴らしいので女性客が多いのも特徴の一つかもしれません。 本日の日替りラーメンは「超のどぐろらぁ麺」に「うなぎ巻」を頂きました!超とつけるくらい、贅沢に高級乾物食材「のどぐろ」を使用したラーメンの味は果たしてどのような仕上がりか楽しみでもあります〜前回は「地鶏とあさりの塩バターらぁ麺」を頂きましたので、重ねてレポートしたいと思います。 先ずはスープから〜醤油系と思いきや、塩系スープに仕上げられている「のどくろ」出汁は、しっかりと煮出されていて一口目は美味しい!塩分エッジに白醤油が効いて悪くないが、気になっていた「のどぐろ脂」がやっぱりクセの強い香りと味わいで、滋味深い「のどぐろ」の味わいを相殺しているのは否めない〜しかしながら、のどぐろ出汁がどんなもんか知らない人からしたら、美味しく頂けたのではないでしょうか。 「麺」は、程よい加水率の中細麺でスープとの相性も良い!トッピングは2種類のチャーシュー!塩豚はかなり塩分エッジ効いてる!煮豚はあっさり脂身少ない部位で、脂分が抜けパサつくのが気になりました!他は、メンマ、赤玉ねぎ、青ネギ、レモンです。 「地鶏とアサリと塩バター」は、鶏出汁感は控えめなアサリ出汁とバターが合わさるスープで、あっさり朝ラーメンって感じで、サラッと食べる分には丁度良い塩梅です!今一歩、濃く深く「アサリ出汁」が煮出され濃厚に仕上がると最高でした。 まぁ毎度いろんな食材に挑戦される「ラーメン研究所」のようで、これはコレとして店主の心意気に「あっぱれ」といった感じで、コレからも色んな食材に挑戦されるのを期待します。 ごちそうさまでした。 Enjoy Ramen Life☆
寿司職人が作る珠玉のアテと、飲み放題価格じゃ出しちゃダメな銘酒をいただいたあと、寿司6カンとラーメンで〆る。何を食べてもハズレなし。陽気でおしゃべり好きの大将と語らいながら飲む酒はうまい。
福岡市中央区高砂1-22-25エリア〜地下鉄「渡辺通駅」徒歩7分!西鉄「薬院駅」徒歩8分くらいに位置します。 コチラは2022年12月オープン!自虐的な店名「料理人中途半端」が気になり訪麺しました〜聞くところによると「なんでも作れちゃう」ところからそのような店名にしているというが、果たしてどのようなラーメンを提供するのか? 外観は飲食店が入る雑居テナント2階!エレベーターで上がると??なんだこのフロアーは〜ビジネスホテルのような入口がいくつかあり、どれも同じ造りなのでトリックアートに来たかのような感覚になり彷徨いますが〜右手奥の左手がコチラのお店になります。 扉の感じから「失礼します」といった感じな雰囲気で開けると〜白木カウンター席のみの小ぢんまりとした店内!和モダンなシンプルな雰囲気にお話上手な店主が優しい笑顔で常時向き合ってこられます。 コチラはお昼が日替わりラーメン!夜はお鮨のフルコースを出されているそうです!なんとラーメンのレパートリーは10数類に及ぶらしい〜コレから提供される数々のラーメンが楽しみですね。 本日の日替りラーメンは「柚子とのり塩らぁ麺」追加で「まかない丼」を頂きました!先ずはスープから〜鶏清湯と豚骨の奥深い動物系の旨味と魚介系や野菜のお出汁がバランスよく美味しい!塩もかえし醤油も良い塩梅です☆途中でトッピングされている「柚子のり」を溶かすと柚子と海苔の香りがふわっと広がりワンランクアップさせる味わいに変化していく〜このような演出はセンスしかない!中途半端と言いながらも「美味しさ」の奥深かさを探求されている店主にアッパレです。 合わせる麺は、程よい加水率中細麺でスープとの相性も良い!トッピングは2種類のチャーシューに、メンマ、赤玉ねぎ、青ネギです。 何かしらの柱となるラーメンがやっぱり必要なのかな?でも店主の思いつき日替りラーメンを無防備で食すのも面白いかもしれない!2023年もしかしたら話題になるかも?しれないお店でした。 ごちそうさまでした。 Enjoy Ramen Life☆