宮沢賢治が♫ブッシュへ行こう〜♬と云っては天ぷらそばとサイダーを求めて良く通われていたという『やぶや』さんの角を右に曲がり少し足を進めた先には『鰻重』をお目当てに足繁に通われたという『新ばし』さんという料亭が往時あったという。現在では料亭の看板を下ろし寿司割烹の店へと業態変更をされたようですが賢治が好んで食べたという『鰻重』は今も健在。注文を受けてから地下にある生簀の中の『活鰻』が割かれ調理される為、供される迄の待ち時間は大凡45〜50分程、程無くして席に運ばれて来た塗り盆の上には主役の『鰻重』に肝吸い、色彩鮮やかな香の物に『氷頭なます』の小鉢という内容。重箱の中に横たわった蒲焼は身崩れして見映えはイマイチでしたが適度な蒸しが入れられ浅焼きで仕上げられた蒲焼はその食感からおそらく『新子鰻』が使われているのであろう。新子鰻とは養殖期間が一年未満の鰻のことで適度に脂ののった身は箸で持ち上げるのにひと苦労する柔らかさ。注ぎ足し注ぎ足し使われているという蒲焼のタレは粘度はないが店の歴史を感じさせる奥深い味わい。蒲焼の下には硬めに炊き上げられた理想的なごはんが敷き詰められていました。このごはんも甘みがあって美味でタレと香りだけでも箸が進みます。肝吸いはケミカル感という言葉は無縁のもので種の肝は苦袋やレバーの部分も付けたまま使われていました。香の物は赤蕪に沢庵、胡瓜と色とりどり、鰻重に欠かすことの出来ぬ『奈良漬』も勿論ふた切れ添えられていました。小鉢の氷頭なますは珍味であり個人的には不要と感じましたが独特の食感が愉しむことが出来、酒のアテにするならばうれしい一品かと…。活鰻の高騰が続き以前は弐千円で戴けた當店の鰻重も五百円の値上げ、しかし弐千五百円でこの味と内容ならば充分納得モノかと…。 ⭐×3.5
Loro Pianaさんの行ったお店
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みなと食堂
陸奥湊駅 / 季節料理
- ~2000円
- 営業時間外
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銀座うち山
銀座一丁目駅 / 懐石料理
- ~6000円
- ~20000円
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れんこんや
三条駅 / 居酒屋
- 営業時間外
- ~3000円
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小判寿司
中豊駅 / 寿司
- ~6000円
- ~8000円
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焼肉せがわ
上盛岡駅 / 焼肉
- ~8000円
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シェムラ ブル・リス
上盛岡駅 / フランス料理
- ~5000円
- ~10000円
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うなぎ善
上盛岡駅 / うなぎ
- ~3000円
- ~5000円
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千陽
本八戸駅 / 日本料理
- ~15000円
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千松しま
本塩釜駅 / 日本料理
- ~15000円
- ~15000円
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新福菜館 本店
京都駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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よもだそば 銀座店
銀座駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~1000円
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折原商店
門前仲町駅 / 立ち飲み
- ~2000円
- ~2000円
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割烹 和知
赤坂駅 / 割烹・小料理屋
- ~2000円
- ~8000円
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又こい家 総本店
築地駅 / 海鮮丼
- ~2000円
- ~2000円
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ぎんざ 一二岐
新富町駅 / 懐石料理
- ~5000円
- ~15000円
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祇園餃子処 泉門天 京都祇園本店
祇園四条駅 / 餃子
- ~1000円
- ~2000円
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直利庵
仙北町駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~2000円
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赤坂 ひかわ
赤坂駅 / 懐石料理
- ~2000円
- ~15000円
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〼〜かまどのある家・酒をよぶ食卓〜
上盛岡駅 / 居酒屋
- ~1000円
- ~4000円
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和食 こんどう
四谷三丁目駅 / 割烹・小料理屋
- 営業時間外
- ~15000円