彦六すし 阪急六甲

ひころくすし はんきゅうろっこう

予算
~8000円
~3000円
最寄駅
阪急神戸本線 / 六甲駅 徒歩3分(190m)
ジャンル
寿司
078-851-7555

神戸、六甲駅近くのレモンでいただくミル貝などが美味しい寿司店

口コミ(5)

    阪急六甲駅からすぐの老舗、彦六鮨。 少し半地下のような古民家の佇まいから良い感じ。 店内も想像通り。昭和時代の、時が止まったような雰囲気で、ずっと握ってらっしゃったお母様に代わって、今は息子さんがメインで握っていらっしゃいます(^^) いつもはカウンター席ですが、この日は5人で行ったので、奥の座敷席に案内されました。 事前に予算を5,000円くらいでお伝えして、お任せでお願いしました。最初に塩昆布かいい仕事をしてる鯛。 続いてお刺身3種盛り。これがどれも身がしっかりしてて美味しい!厚めに切られてて存在感も凄かったです(^^) 続いて太刀魚の酢締め。これまたサッパリと潔い旨味。 そして握り8カン。どれから食べようか迷いました(o^^o) 最後にぶっとい太巻き寿司。しっかり仕事をしてる色々な具材の味が口の中でしっかり共鳴してます♪ 最後に赤出汁が出て、アガリで〆。 しっかりと満腹になりました。 ビールを3〜4本いただいて、7,000円も行かなかったです。コスパも良かったです(^^) まったりと良い時間が過ごせました。ここだけ時間がゆっくり流れてるようでした♪

    【 神戸の残り香 】 ふと後ろを見ると、成田一徹の描いた彦六すしの原画がある。右のコンクリートブロックのところは地震の前は石垣だったのよ、とお母さんが言う。 震災後、神戸新聞に神戸の残り香というシリーズとして掲載されたものである。阪急六甲の駅近くにあって、まるで隠されたようにひっそりと、そのお店はある。入り口までの数段の石段を降りている間に、まるで何十年も時間が巻き戻されてしまったように感じる。 創業当時から頑なに、薪釜でシャリを焚いている。70年になるその歴史は三代目となり、母と息子の二人が切り盛りしている。シャリは私しか炊けないと、お母さんは言う。経験でしか薪釜でしっかりコメを炊けない。気温、加水率、湿度、コメの状態、火力。 実は私の会社の近所にも昔、薪釜でご飯を炊く店があった。当然大変な繁盛店だったが、ある日突然閉店してしまった。薪釜でご飯を炊いていたのはかなり年配の男性で、彼しかコメを炊ききれなかったのだろう。 カウンターに6席、奥に座敷がある。予約は座敷だったがちょうど先のお客さんが帰られたところで、カウンターに通していただいた。目の前にある立派なお花は、お母さんが生けているそうだ。 暑い夏の夜だ。ビールで喉を潤しながらさて、何を頼もうかと思っていると隣の、とても上品な年配のご夫婦があれやこれやと指南してくれた。聞けば、もう35年来通う常連だそうだ。 盛り合わせ1800円を頼んで、あとはお好みにしてもらう事にした。美しく盛られた寿司は、驚くほど美味かった。本当に、驚くほど美味かった。口に入れると自然と目を瞑って味に集中してしまうお寿司だった。 現代的なお寿司ではない。いかにも緩く軽く握られたお寿司ではないが。目が覚めるような思いがするのが、お寿司に対する軸が全く違うところにあって、とにかくハッとさせられるほど美味いのだ。 ぱっと見た目はネタが少し大きすぎるように見えたのだが、そこには意図があった。シャリは小さめに握られているが、その握りの圧と、薪釜で炊かれたコメとのバランスが、全く軸の違う考え方の中に存在している。ハッとするほど、見事にバランスが取れている。 ネタも素晴らしい。特に盛り合わせのタイはハリとコシのあるタイプではなくて、甘みたっぷりで旨味で口どけする珍しいものだった、きっと何か仕事をしているのだと思う。特にタイは握りのバランスを取るのがとても難しいと思っているのだが、目を瞑って食べるとこれは、鯛とはわからないだろうなと思った。 海老もいい。しっかりとした技術の高さを感じさせる。そして、盛り合わせにした理由がこの、太巻きだ。感動的に緩く巻かれたそれは、今まで人生の中で食べたあらゆる太巻きの中で一番美味かった。いや、それはバッテラもそうかもしれない。こんな美味いバッテラが、あったか。いや、それはきずしもそうだった。もうずっと、きずしでいいよ。という、絶妙にわずかに締められた鯖。 今の季節だけの昼網の鯖も、鯖と言われなければそれとわからないだろう。凄まじいハリのむっちりとした夏鯖だ。シャリとの相性が悪いほどの弾力。 ふっくらとして甘い穴子。そして最後に見事な穴きゅうの巻物。いい海苔を使ってるんだと思う。 冷酒は瀧鯉の大吟醸。お店は他のお客さんは引けて、ゆっくりとその歴史を伺いながら、静かに、本当に豊かな時間が流れてゆく。創業当時は寿司加工業、コメが配給制のためそれをお寿司にするという業態だったのだそうだ。無論、それでは寿司は作れないので、闇米が流通していたらしい。砂糖はなかった、モンサントって調味料があってね、お酢はあったよ。そういった寿司の歴史があって、現在の江戸前につながっているという事。 思えば、私が初めてお寿司を食べた記憶はお葬式だったか、家の手巻き寿司だったか、それともチェーン展開するお持ち帰りの寿司だったか。 今よりもずっと、寿司はハレの食べ物でその文字通りコトブキであったのだ。 本当に価値があるお店で、本当はベストをつけたいが常連様のお席を奪う事にわずかでも加担するのも心苦しい。アベレージをつけてもいいが、それにはあまりに素晴らしすぎる。 ただ、歴史を重ねただけではなくて、六甲山手の裕福な、舌の肥えた人たちに支持される素晴らしいお寿司だ。握りだけではなく、押し寿司や、巻き寿司が本当に素晴らしい。 夜のレビューがなぜか少ないのだが、昼も夜も同じ値段。ゆっくりと、優しいお母さんの話と、息子さんとの掛け合いを楽しみながら、次はアテからはじめようと思う。お会計は驚くほど安かった。 大正時代に建てられた三軒長屋の真ん中。時代を超えて愛される店、その理由を見つけるのは簡単すぎるほどに隅々までが尊い。

    初来店です! 上にぎり3000円単品でうにとえびで1200円なり^ ^ とりあえず場所わかりにくいw 中の雰囲気は好きです! 炙ったほたては歯応えあって甘〜い^ ^ 手前の4貫はレモンと塩でいただいたけどみる貝、焼き穴、平目、ほたての味が引き立ちました(^-^)/ 多分カンパチやと思うけど歯応えすごくてびっくりやけどめっさうま〜い! うにも甘くえびも身厚でええ店でした^ ^ ここ夜来ると高そうw お母さんと息子さん?がやってる感じやけど優しさが滲み出てて居心地よかったです\(^o^)/

    阪急六甲駅から東北、路地を入るとあります。 とても雰囲気がある建物は、大正時代に建てられた長屋の1角だとか。 階段を何段か降りたところに、炭が入った七輪が置いてありました。 1948年創業、今は2代目のお母様と息子さんがされています。 外観から感じたワクワクした気持ちが、更に高鳴る内観✨ 期待を裏切りません。 カウンター6席。 奥のお座敷は使用していないようです。 カウンターの奥側には平行に溝があり、昔は水が流れそこで手を洗っていたらしいです。 お寿司はお箸ではなく、手でつまむ物だということですね。 シャリは、なんと、薪で焚かれてます✨ 《にぎり並¥1800》 中¥2400・上¥3000 かんぱち・ひらめ・いか・あなご・まぐろ・たい・たこ・えび にぎりの1貫1貫は小さめ。 噛んだときにお米の粒を感じる、私の好きなシャリのかたさ。 カットされたすだちが添えられています。 《巻き寿司¥1000》 お写真は半分。 穴子・たまご・かんぴょう・高野豆腐・椎茸・三つ葉などが、薪で焚かれたご飯に包まれています。 たまごはよくある巻き寿司に入っている断面が四角の物・シャリと具の間に巻かれた薄焼きの物の2種。 穴子・かんぴょう・高野豆腐・椎茸の茶色の具材の中で、たまごの黄色とシャキシャキとした三つ葉の緑色が映えます。 壁に掛けられたお品書きの木の札は、おひつの杉の板らしいです。 おひつはお米を炊いて、しばらく置いておく容器。 カウンターに座るとまず目に入る立派なお花は、お母様が生けていらっしゃいます。 カサブランカ(ユリかな?)・すすきなどが凛と立っていました。 その上には大きなお皿が並んでいます。 そしてカウンター奥には鯛と清酒を持ち、いい笑顔の手作り感のある招き猫。 カウンターの後ろの壁には、"ぼけたらあかん長生き教"が一~五まで書かれています。 「一. 年をとったらでしゃばらず 憎まれ口に泣きごとに 人の陰口 愚痴言わず 他人のことは褒めなはれ 聞かれりゃ教えてあげたいが 知ってることでも知らんふり いつでもアホでいるこっちゃ」 五まで読むと、なかなか深いですね。 お食事とは雰囲気も楽しむ物だと、改めて教えて頂いたひとときでした。 アメブロ、更新しています♪ 『神様、食べても太らない身体を下さい』 http://ameblo.jp/ainishiuma #彦六すし #寿司 #雰囲気抜群

彦六すし 阪急六甲の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 078-851-7555
ジャンル
  • 寿司
営業時間
定休日
予算
ランチ
~3000円
ディナー
~8000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                阪急神戸本線 / 六甲駅 徒歩3分(190m)
JR東海道本線(神戸線)(大阪~神戸) / 六甲道駅 徒歩10分(740m)
阪神本線 / 新在家駅 徒歩16分(1.2km)                        

                        

座席 修正依頼

席数

6席

カウンター
個室

サービス・設備などの情報 修正依頼

利用シーン ランチ、ディナー、おひとりさまOK、接待、クリスマスディナー、ご飯、昼飲み、二次会

更新情報

最初の口コミ
白花 義浩
最新の口コミ
H.Masuda
最終更新

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