昭和のホルモン焼き屋さん 昭和の終盤、ホルモン焼きの店は何処もこんな感じでした。 まして桜木町から黄金町まではとくに、 朝は仕事にあぶれた人達、夜は仕事にありつけた人達がご褒美として集う街でした。 今は若い人達で溢れかえる様になりましたが【 キタナシュラン】という言葉自体 僕にはピンときません。 一応ダクトの無い換気扇に頼る七輪ですので、 コートや鞄に付く汚れや匂いを防ごうとポリ袋を 持参しましたが各席に新しいものが用意されていて驚きました。 2月16日午後6時2人で訪問 瓶ビールとホッピーで乾杯し、キムチ、センマイ刺、菜の花サラダ、鴨味噌、ラムを シークァーサーハイ、山査子ハイ、生グレハイなどに移行しつつ ハラミ(ガーリック)、鹿、カンガルーなど 牛肉はハラミだけしか頼んでいませんが、ニンニクとネギまみれなのに辛くなく 塩ダレにレモンを搾ると無限に食べていられそうな美味しさです。 鹿はとても柔らかかったです。 イタリアンで食べる様な部位では無いのでしょうか、つるっと口の中に入って消えて行く様な美味しさ カンガルーも牛ヒレの様な食べやすい部位でした。 カルビクッパ(大関)は骨付きではなく、肩バラの端っこを煮込んで醤油と生姜、ニンニクで炊いた様なシンプルな味でしたが さっぱり旨辛、味付けのバランスも良かったので、ヒリヒリする事も無く完食できました。 こちらを訪問したのは実に30数年ぶり! 以前より優しい味付けになり、 タレも軽く、肉の旨味を消さない程度にコーティングしてくれて美味しかったです。 さらにコチュジャンは手作り?と思う位。 味噌不使用のホンモノの味でした。 スタッフ4人の接客を含めて 日ノ出町野毛にある焼肉屋としては、一軒頭抜けた老舗店に次ぐ名店と個人的には思いました。 ご馳走さまでした。 帰り道、春節が終わっても大岡川の水面にランタンが灯っているのも【らしいな】と思いました。 高菜漬は自家製塩漬 イノシカカンガルーあり 昔より席がゆったり視界も良好 ポリ袋不要、ガム持参 横浜は未だ春節
