木曜日のランチで訪問しました。 見た目も美しい色鮮やかなスパイスカレー屋さん「Spice Curry 丸祇羅(マルマサラ)」。 伊勢佐木町の裏道のややディープな雰囲気のエリアにある、スパイスカレーの人気店です。 前日の夜にInstagramで予約しました。 ただしその予約は席ではなく食数の確保ということで、結局、現地での並び順に案内されます。 桜木町と関内のちょうど中間あたり、福富町の小さなビルの3Fにあります。 開店は11時半。 11時15分に到着し既に行列が。 階段の外に1組待ち、ちょうど自分たちでどうにか1巡目にて入れました。 建物の外観や階段は相当年季が入った昭和の風情ですが、店内は一転してアジアのリゾートを思わせるようなセンスのよさを感じる空間です。 沖縄にも姉妹店があるからかな。 「カナカナカナ…」とひぐらしの鳴き声がBGM。 初めてですと注文の仕方がやや分かりにくいですが、店員さんが丁寧に1組毎にメニューの説明をしてくれます。 自分たちへの説明まで20分待ちましたが、よく分からないのでこの説明は必至。 やっとオーダーしましたが、さらに20分ほど待ちます。。 メニューは日替りのプレートの1種類のみで、本日のベースは「スリランカチキンカリー」。 これに「パリップ」「フェンネルキーマ」「チャトニ」「副菜5種」「バスマティライス」という組み合わせが基本形。 今回はさらに「牡蠣海老カリー」と「インドのホテルのナスカリー」、トッピングに「スパイス味玉」を追加し、これで2千円超え。。 さて、こちら「丸祇羅」のカリーですが、まずはそのビジュアルにビックリ。 このアーティスティックな美しさは他店では記憶にないです。 そして全体的に辛くないのです。 スパイスが主張しすぎことなく、どのカリーも辛さは抑えられてます。 スパイスカレーが苦手な方でも大丈夫な内容。 辛さは抑えめですが、辛さよりも旨味が強いカリーですね。 マイルドな辛さでとても食べやすく、あっという間に完食です。 辛さが欲しい方はトッピングで調整します。 まずはベースの「スリランカチキンカリー」から。 スパイスの効いたエキゾチックなカリー。 そのベースにはココナッツミルクが使われていることで、大変まろやかで深い味わいを感じます。 スパイスの香りがほのかに漂い、口に入れる度に異国の風を感じることができました。 さらにジューシーでやわらかなチキンがゴロゴロとたくさん入っており、スパイスの効いたソースとの相性が抜群でした。 もちろん、ライスとの相性もバッチリで、スプーンが進むタイプです。 「パリップ」はスリランカのレンズ豆のカリー。 クリーミーで優しい味わいは、他のカリーとのバランスを整えてくれる貴重な裏方的存在。 「フェンネルキーマカリー」は、フェンネルの甘い香りとコクのある濃い目の味付け。 「チャトニ」は野菜や肉を煮込みました。 「バスマティライス」は普通盛りで150g。 大盛でも200g。 このライスの上には副菜が5種類ものっています。 カラフルで見た目が鮮やかです。 さて、オススメNo.1の「牡蠣海老カリー」は海の風味がじっくり煮込まれて、これだけでメインのカリーになるような秀逸なレベルです。 ココナッツベースのカリー。 牡蠣と海老の海鮮の旨みがたっぷり染み出していてこれは美味しい。 牡蠣のプリプリした食感と海老の甘みが、スパイスの効いたカリーソースと絶妙に調和していました。 特に牡蠣の風味が際立ち、海の香りが口の中に広がる感覚は格別ものでした。 「インドのホテルのナスカリー」は上品なタイプ。 やわらかいナスの旨味とカリーの味とのタッグは絶妙で、こちらも人気のカリーです。 「スパイス味玉」も最高の半熟加減で嬉しくなりました。 以上、見た目だけでなく、まさにカリーの魅力が凝縮されたような一皿で、スパイスが複雑に入り混じった味わいが実に奥深いです。 それぞれのカリーが、それぞれの個性を主張し、それぞれが混ざった時にさらに新しい顔を覗かし、無限に愉しめる絶品カリーです。 ちなみに、スタッフからのメニューの説明につられてオプションをいろいろ追加してしまい、仕上がりの値段が高額になってしまいがちです。。 しかし、ワンプレートのカリーとしてその値段以上に、十分に価値があると感じる逸品でした。 店内は女性客ばかりで占めています。 スタッフも女性ばかりで、優しく気遣いが行き届くのが心地よいです。 インドカレーでもない、欧風カレーでもない、唯一無二の「丸祇羅」カリー。 すっかり「丸祇羅」ワールドにハマりました。 こりゃたまらんわ♬
口コミ(53)
オススメ度:93%
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【週末の寛ぎ #591 芸術的な盛り付け、色鮮やかな絶品スパイスカレー!】ここは昭和感漂う町並み、横浜有数の歓楽街の中区・福富町、かなりディープなエリアにあります。道沿いには忽然と現れる大行列(11:30の開店前に40-50人待ち)、屋号の表札と手書きのメニューと、そして、雑居ビルの3F へと急な階段を上がります。 店内に入ると、蜩の鳴き声のBGM、古民家風のお洒落な内装に、丸いカウンター中心にスペーシーな空間が広がります! カウンターに座ると、優しい笑顔の店スタッフが丁寧にメニューの説明してくれます。 「本日のカレーに、オプションカレーを2つ追加とトッピングを2つ追加でお願いします」と言うと、 「本日は香ばしく焼き上げた特別メニューのスパイスラムチョップがおすすめですよ!」 「ボリュームが多いですよね?」 「女性の方でもライス大盛りにして、ラムチョップをペロリと、是非、お試し下さい!」 「はい、追加でお願いします」 と…完全にセールストークに騙されて(笑)、いや、納得して追加です! ◆福富割り 週末のランチにつき、昼酒を! この界隈の名前のついた焼酎割り、「お酢」と「紫(ゆかり)」、ソーダ水です。程よい塩味と酸っぱさ、つまみ要らずのアルコールで料理が運ばれる前に飲み干してしまいました〜 ラムチョップ用に先程のスタッフにワインを注文しようとすると、 「ランチはワインはやってないですが…ちょっと待ってください」 別のスタッフが、 「私は夜の部担当です。赤ワインは提供出来ませんが、白ワイン、又は、オレンジワインなら、特別に」(ちょっと嬉しい)と2種のワインの説明を、「ラムチョップに合うのは?」、「オレンジワインですね」ということで。 別のスパイスカレー屋”King Roti(キングロティ)“が2024年春から本格的に「ナチュラルワインと料理」(スパイスカレーもあり)をコンセプトに夜の部営業をスタートしたようです。 ◆Gemaischter Schatz(オーストリア/ニーダーエステライヒ) オーストリアの白濁がある黄色がかったオレンジワイン! ■スパイスラムチョップ マトンカレー追加したので、後から思うと、羊肉被りで失敗かと思いきや、この骨付きは、柔らかくジューシー、塩胡椒やハーブソルトなど、ラムの風味が際立つ逸品です! 最後は、細く刻んでカレーへドボンしました! ■ワンプレートカレー 何とも言えない芸術的な盛り付け、色彩豊かなワンプレートはまさにアートです! 本日のベースカレーはキノコチキンカレー! 左下には、豆カレーの”パリップ”、左上には、挽肉と香る”フェンネルキーマ”、左の真ん中の皿には、追加の“カキエビカレー“、帯状に広がるのはバスマティライスと上にはマリネされた副菜5種(紫キャベツ、胡瓜、人参、茗荷とパクチー)、右上の皿は、追加の“ホタテアチャール”、赤い“チャトニ”(トマトとニンニクのタレ)を浮かべたベースの”キノコチキンカレー“、右下の皿には追加の”マトンカレー“と売り切れご免の”スパイス味玉“です! 秋から始まったキノコチキンはバターで炒めたキノコとホロホロの鶏肉、ココナッツミルクで煮込まれたと大ぶりの海老と帆立の人気カレー、骨付きのマトンは全く臭みなく、少し硬めで歯応えとあっさり味のマトンカレー、帆立のエキスいっぱいのアチャールとスパイス味玉は、凄旨!ですね〜 ランチにしては高額になりましたが、満足感がありました! 平日ランチ or 夜の部ディナーでリピートしたいですね〜 ご馳走様でした! #アートなスパイスカレー #色彩豊かなワンプレート #スパイスの魔術 #行列覚悟の人気店 #女性客多し #横浜ディープなエリア #丸祇羅(マルマサラ) #週末の寛ぎシリーズ #リピート決定 #ご馳走様でした #私が応援したいお店 #横浜メシ
超人気店の丸祇羅さん。 別のお店を目指していましたが 行列なければ寄っちゃおうかな とお店の前まで来たら行列なし! と思いきや階段に行列が出来ていました… 次のチャンスを狙います。
関内のカレーの名店、丸祇羅(マルマサラ)さんへ。店内に入ると着席者全員にまとめて店員さんがメニューの説明、店内のBGMはヒグラシの音のみ、という独特の世界観。カレーはアートのような見た目で美しく、スパイスも本格的で深い辛味が絶妙。良い時間を過ごすことが出来ました。
本格的なスパイスのさカレー。 映えを意識した盛り付けかと思いきや、色々な具材を少しずつ混ぜながら食べていくことを考えると絶妙な配置なんだなと。 メインに茄子のカレーとホタテのアチャール、味玉をこのあと追加して2050円 カレー好きな人は通う価値あり ちょうど並ばず入れて、お店の中も空いててゆとりを持って食べれてラッキーでした