
餃子激戦区の浅草で独自路線の餃子屋さんができたということで、餃子好きを誘って行ってまいりました。
店内はカウンター7席と小上がり1卓のこじんまりした感じ。旧い飲食店を居抜きで使用しており、店名からイメージするおしゃれさとは無縁の、扉を開けるとホッとするような浅草らしい店内です。
焼餃子は季節の餃子も含めて最大5種類。基本の肉餃子はにんにくやにらを使わず、豚肉を塩麹につけて旨味を引き出した餡だそう。浅草開花楼製のつるんとした舌触りの比較的薄目の皮の食感もよくなかなか美味しい。パクチー餃子はしっかりパクチーの香りが楽しめ堪りません。
ヴィーガン向けに作ったというきのこ餃子はまたすごい。動物系の素材を一切使うことなく旨味を引き出しています。昆布だしを使い上手に旨味を持たせていて物足りなさは一切感じません。そして、程よい大きさに刻まれたきのこが心地よい歯触りをもたらしています。
水餃子は厚めの皮でむっちりした食感が素晴らしい。そして麺入りのスープ餃子は食べごたえ抜群で〆にもってこい。
ビール、ワイン、スパークリング、ウィスキー、キンミヤまでお酒の種類が豊富。しかもワイン450円、スパークリング500円からとなかなかリーズナブル。
お酒が豊富ならおつまみもほしくなりますが、そこもツボを心得ていて、にがりを使わないお豆腐を使い塩麹に漬け込んでできたとろっと豆腐、ねぎを焼いただけがこんなに旨かったのか感心するねぎの一本焼(300円)、香りがたまらなくお酒が進むスモーク玉子とチーズ(フランクとセットで1,000円)、細挽で切ると肉汁があふれ出す店主の手作りのフランクなど。手間を惜しまず作りこまれており、小さいお店ならではのもの。
手ごろなお値段でほっこりとお酒を楽しめる佳店ですね。