湯島女坂 季乃下

ゆしまおんなざか きのした

予算
~10000円
~2000円
最寄駅
東京メトロ千代田線 / 湯島駅 徒歩2分(96m)
ジャンル
寿司
定休日
毎週月曜日
03-3831-2471

湯島天神周辺には沢山の料理屋が立ち並ぶが天神下女坂にある瀟洒な鮨屋を見つけ直ちに訪問してみた。五時を少し回った早い時間であったので小生が今宵初の客であった。清潔に美しく保たれたカウンターは開店より20年近く時が流れ過ぎているのを一切感じさせてはくれない。二人の板さんがつけ場に立っていて何方が大将なのか分からぬがどうやら威勢のいい若い方が大将のようだ。小生絡みの70手前の上品な方が雇われ人であるようだが後で聞けば先代の大将と一緒にずっと此処で働き、先代が亡くなってからも二代目のご子息に付き添って握り続けているのだそうである。湯島でのキャリアは50年近くになるそうだから湯島の生き字引のような職人さんである。長須鯨の赤身の先付けの後、鯛、鮃、針烏賊、縞鯵を造りで頂くと中々の品物で、此方が結構なレベルの店であることが直ぐに分かった。針烏賊下足焼きと干し蛸のアテが供され、続いて小生好みの千葉九十九里の焼き蛤、これは絶品であった。此れに対抗出来るのは揖斐川産をおいて他に無かろう。此方のビールはハートランド、酒は銀盤純米大吟醸に珍しく黄色に色付いた源平蔵出し原酒を所望、針烏賊のワタの醤油焼きに江戸前穴子の白焼きをアテに飲めばどんどん進み、その分酔いも進む。握りは新子、煮蛤、赤貝、煮鮑、赤身ズケ、本鮪トロ、蒸穴子、馬糞雲丹、玉子と小生の定番フルコースを頂いて蜆の赤出汁で〆と相成った。総じて上々、シャリも完璧、最高の一夜であった。此れで銀座の半値の勘定、また小生の行きつけが一件増えたことになる。因みに花街湯島では赤酢を使う店は過去、現在共に一件もないとの話、我が意を得たりと思った。客筋も上品、此れからは湯島に鞍替えしよう。

Koichi Toshiokaさんの行ったお店

湯島女坂 季乃下の店舗情報

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予約・問い合わせ 03-3831-2471
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ジャンル
  • 寿司
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~10000円
クレジットカード
  • Amex
QRコード決済
  • PayPay

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                東京メトロ千代田線 / 湯島駅 徒歩2分(96m)
東京メトロ銀座線 / 上野広小路駅 徒歩6分(420m)
都営大江戸線 / 上野御徒町駅 徒歩8分(580m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

30席

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
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個室

03-3831-2471