「うちの肉は甘いです」 御年80の会長は、そう嬉しそうに言ってリブロースステーキが乗った鉄板を置いていった 300gがペロリと胃に収まる 金土日ディナーは二回転予約で埋まる創業13年の池上のステーキ人気店だが、一見のお客にも隔てなく料理で満足させる事を大切にする 焼き加減はミディアムレアかレアがおすすめ 青唐辛子入りのステーキソースとおろしニンニクで頂くと、肉の甘さが引き立って一段と美味 会長はアルバイトを制してオーダー取りから給仕まで、料理(と皿洗い)以外の何から何までやる 「粗利○○%で税理士さんに叱られている」 息子でシェフの社長は、言わなくても良いことをと苦笑いしている うまい肉を安く提供して、お客に喜んでもらいたいという会長の真っ直ぐな思いが伝わる その幸せそうな表情にこちらも充たされる いや、お客だけじゃない 社長もアルバイトも仕入先もみんな充たされているに違いないのだ そして、 ®️でおいしいかどうかを批評することが会長の思いに比べて如何にちっぽけな満足かを思い知る リブロースステーキ300g ライス付き @3,000 うまいリブロースステーキ 池上の人気ステーキ店 手頃な価格 いのちいっぱいじぶんの花を
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