
【るり子と三男の愛❤️のお店】 昭和五十年創業 川崎製鉄千葉工場第六高炉が竣工した頃からこの地で営業を始められたとのこと その頃この辺りは川崎製鉄(川鉄)の繁栄のおかげで活気があった 小さな飲食店は沢山あり、ストリップ劇場までも 小学校は親が川鉄で働いている同級生が沢山いた ---------------------------------------- ぼや〜んと赤提灯に灯りが入ると営業開始 入口の内側に人影が見える どうやら扉を拭いているようだ コンコンッとノックをし「やってますかー」と声をかけると ガラガラと扉が開き「やってますよー」と、女将さんが元気よく迎えてくれた 御歳80ウン歳 和装に割烹着姿の女将さん こちらは全席小上がり 入口で靴を脱ぎテーブル席か、おひとり様はカウンター席へ メニューは特別変わったものはないが、八十歳を超える女将さんがおひとりで営業されていると思えないほどメニューは豊富 ビールはセルフ(生ビールは無い) 入口脇にある冷蔵庫から便ビールを自分で取りに行き、最後に瓶の数を数えて会計 お通しは、山芋の千切り ◇さつま揚げ ◇マグロブツ ◇エシャレット ◇鶏の唐揚げ を紙に書いて注文 ゆっくりとマイペースで調理 この時間の経過がたまらなくいい 時が刻まれていくのが止まっているように感じる 時々入って来る一見さんにお店のルールを教える 「注文は紙に書く」 「時間がかかるが文句は言わない」 「えっと、生を」と言えば、ビールを取りに行き最初の一本を手渡してあげる 旦那さんと始めたお店だが、数年前に亡くなられ、その後はおひとりで続けているとのこと 屋号は〝はやと〟 ずっと旦那の名前がはやとだと思っていた ところが掲示されていた調理師免許には〝大塚三男〟と! 旦那は三男さんて名前だったのかー そして営業許可は〝大塚るり子〟 ずーっとご夫婦で頑張ってこられたこのお店を、旦那さんが亡くなられても守り続けて 大切なこのお店 掃除も行き届きキレイにされ、各テーブルには一輪の生花、トイレには芳香剤ではなく大量の生花 ここまでされているお店はなかなか無い いつまでも大切に ご馳走様 エアコンのコンセントに日付 俺の母親も買ったものに書いてたなぁ 今日は熱燗を注文したので、サービスで近くにあったストリップ劇場の価値あるヒストリーまで女将さんから聞けました 初めて行かれる方は、 一見客ではなく、地元民を装って下さいね。