豆の樹

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1000投稿 Hiroshi Matsuzawa

群馬県伊勢崎市（旧佐波郡境町）にある美術館みたいな喫茶店。40年以上続く喫茶店。コーヒーが特別美味いというわけではないが、近くを通ると寄りたくなる。 もう４回目の投稿ですが、Rettyには相変わらず私の投稿しかないので、もうしばらく投稿を続けます。今回の投稿は、２回分をまとめたもので、写真に日付の記載があるものは2019年2月28日のもの。それ以外は同年4月13日のもの。 こちらの店の特等席は、入って右側、南側のガラス張りから燦々と光が降り注ぐ部屋です。コーヒーの木やミロのヴィーナス像が置かれています。 ミロのヴィーナス像は、ルーブル美術館製の実物大203㎝の像。それ以外にも、大理石で作られたイタリア製の人形とか珍しい美術品が所狭しと並んでいます。 ４月に訪れたときは、その部屋に先客の家族連れがいましたので、カウンターに近い北側に席をとりました。昭和感満載の空間です。こちらの喫茶店は喫煙可なものですから、先客がいるときだけは、遠慮して北側に座ります。 最近は、いつも娘さんがお手伝いされていて、オーダーを取りにくるのも、コーヒーを淹れてくれるのも娘さん。 私は、こちらのスパゲッティがお気に入りで、平日のランチタイムはスパゲッティのセットがイチオシ。コーヒー、グリーンサラダが付いて890円〜1030円（税別）。 ２月はマーレーのセット。４月は青じそスパゲッティのセット、ツレはマーレーのセット。 スパゲッティは、これまで通り70代の元気なママさんが作ります。マーレーは、大きなエビやイカ、アサリなどが入った海鮮スパ。私のおすすめ。けっこうボリュームもあります。 すぐ近くで餃子や唐揚げを食べてきた私は、青じそスパゲッティをいただきました。飲み物はアイスコーヒー。こちらもなかなか美味しい。ママさんから以前いただいた青じそが、わが家の庭で、今年も元気に葉を広げてましたっけ。 食後、先客が帰られた後に、ツレの格さんとビーナス像などがある南側の部屋を見学し、会計をすることに。こちらの娘さんが、ママさんに負けず劣らず面白い。 ツレの格さんに向かって「あなた外国人でしょ？」「いいえ。違います 笑」「いや、そうだよ。背高いし…スタイルいいし…」「違いますよ 笑」「いいのよ 隠さなくったって。日本語得意じゃなさそうだし…」「笑笑」「着てる服のセンスだって違うわよ。いいセンスしてるわ。それ、もともと破れてるんでしょ？」「はい 笑笑」こんなやりとりが延々と続く… 爆笑。笑顔で「また来てね！」 以前、カミさんを連れてきたときも、会計時に娘さんを連れて来たと思ったと言われましたっけ。娘さんご自身は、イタリアなどで長く外国生活をされていた方ですけど、とっても気さくな方。 店の南側に、息子さんがやられている夜のみ営業の焼肉屋さんと共同の駐車場があります。 以下、余談です。 この後、境町の島村渡船を見学した後、群馬県太田市の「縁切寺」で知られる満徳寺の記念館を訪問。 和式の白い便器には縁を切りたい内容を紙に書いて流し、縁を結びたい内容を書いた紙は黒い便器に流します。私はボケと縁を切り、健康と縁結び。格さんは独り身と縁を切りたいと書いていた。何と縁を結びたいのかも紙に書いたのだが、便器に溜まった水に浸すと紙が水分を吸収して膨らんで切れてしまうので、判読不能。なんと書いたのかは聞かないことにしました 笑。 帰りに、荒川でバス釣り。格さんは、すぐに一匹釣り上げた（最後の写真）直後、テトラポット上を移動して、携帯電話をドボン！どこに落ちた？と私がすぐに電話しても、「電源が入っていないか電波の届かないところ…」の悲しいメッセージ。防水の携帯なのに…早すぎる！見つけるのを諦めました。 おそらく、ふだんほめられることのない格さんですから、豆の樹の娘さんに褒められ、うれしくて平常心を失っていたのでしょう。 私の家からドコモに直行。お店は混んでいたようですが、店員さんが気の毒がってすぐ対応してくれたようです。すぐに新しい携帯が使えるようになりました。古い携帯と縁を切り、新しい携帯と縁を結びたいとお願いしたわけではないんですけど。 2019/4/13 . 2/28 訪問 #美術館のような喫茶店 #オープンして43年 #昭和の喫茶店 #ルーブル美術館製ヴィーナス像 #スパゲッティセット #名物ママと娘さん #群馬県伊勢崎市

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40年を超える歴史を持つレトロな喫茶店が伊勢崎市の郊外、旧境町で静かに営業されています。駐車場に車は無し。 いつもと様子が違うなあと思いつつ玄関に向かうと「お客さん、また来たみたいよ」と、年配の男の方が玄関から店内に向かって声をかけ入っていきました。後でわかりましたが、ご主人でした。 すぐにママさんが出てきて「今日は定休日なんですよ。申し訳ございません！」と。でも、すかさず「コーヒー飲みに来たんでしょ。だったらいいわ。私も飲みたかったからどうぞ！」と言われ、定休日なのに図々しく店内へ。 実物大のビーナス像レプリカが見える席に座り、ブレンドコーヒーをオーダー。わざわざ川越からやって来てもらって定休日じゃ申し訳ないでしょ…とママさん。 私は正直者なので、「これまでケーキセットしかいただいたことがなかったので、じつは、スパゲッティを食べたくて来たんです」と告白。「あら、何食べたいの？」「マーレーです」「大丈夫よ。作るわよ。」「ありがとうございます！」…と、こんな展開でスパゲッティまでいただけることに。 正直、喫茶店のパスタということでなめてました。以前訪問したときに、ママさんから「全盛期はパスタが１日に120食出たのよ」などという話を二度三度お聞きしていたのですが、話半分と聞き流していました。 ところが、実物を見て、一口食べて、これなら納得。スパゲッティが人気で１日120食はオーバーな話ではなさそう。とっても美味い！ 「ママさん、イカも柔らか〜い」「そうでしょ？うちはずーっと、最高級のムラサキイカしか使わないのよ」「エビも高くなっちゃったけど、昔からこのサイズよ。一匹◯十円するようになっちゃったから、数は減らしたけど…」「うん、エビもすっごく大きいですね〜」豆を挽き、食後のコーヒーをカウンターで準備してくれてるママさんと大きな声で、そんなやりとり。 お世辞抜きに、本格的な海鮮スパゲッティ。ソースはちょっぴり辛味が効き、たっぷりのイカに大きなエビ３尾、アサリなど具沢山。イタリアから直輸入という麺もコシがあり、美味い。うれしいことに麺の量も多い。喫茶店のスパゲッティなんて…という認識を改めなければ…。 平日のランチタイムなら、スパゲッティの料金だけで、サラダ、コーヒーまで付きます。マーレーは990円。これで、サラダ、ブレンドコーヒーまでいただけるのはお得。 窓際に40年も経ったコーヒーの木が生い茂り、木漏れ陽の自然光だけの撮影となったため、美味しそうに撮れなかったのが残念。 こちらのお店は、未だにRettyでは私だけの投稿。何度も同じことは書けないので簡単に紹介します。 こちらの店内で注目されるのはビーナス像だけではありません。イタリア製の大理石を加工した人形などの美術品がゴロゴロしています。コーヒーやスパゲッティを楽しむだけでは勿体ない気がするほど。美術品に興味のある方にはたまらない宝庫、美術館みたいなところです。 ママさんも、もう70代半ば。趣味みたいにお店をやっています。娘さんもお手伝いされていますが、いつまでも続けてほしいと願うレトロ感たっぷりの喫茶店です。 2018年１月30日訪問 #本格的なスパゲッティ #まるで美術館のような喫茶店 #40年を超える県内喫茶店の最古参級 #昭和レトロな喫茶店 #火曜定休

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また来てしまいました。３週間ぶり。顔を覚えていただけたのはうれしいけど、会計時に放った娘さんのひとこと「娘さんを連れて来たかと思った」は、さりげなく言われただけにきつかった！ 歩く目的で家を出たのに、こちらの営業時間は４時まで。帰りに寄っても営業時間外。まだ、ちっとも歩いてないけど３時10分に訪問。今回は、203㎝の実物大ヴィーナス像の前に着席。これをツレに見せたかった 笑。 お冷やを持ってきてくれた娘さんに、アイスコーヒー430円、アイスカフェオレ490円、レアチーズケーキ400円をオーダー。 飲み物を持って来てくれた娘さんに、ミルクとガムシロは要りませんと言ったら「すごい！」と。そうか？美味しくないときは、使いますけど…笑。 ケーキはママさんが持ってきてくれました。うちで採れたビワですけど…と。「この方が75歳のママ？」とツレは驚きを隠さない。「全然そうは見えません」と。こちらに来る前に名物ママさんの話をしていたのです。ツレに会わせたかった 笑。 ここからママさんのトーク炸裂。古いアルバムも持ってきて、娘は嫌がるだろうけど…と、セリエＡ時代のヒデと娘さんのツーショット写真やルーブル美術館でのヴィーナス像とママのツーショットなど、いろいろ見せていただきました。前回うかがった話もあるんですが、何度聞いても楽しい。ツレにこの話も聞かせたかった 笑。 ケーキを食べることも忘れて話に聞き入ってしまいました。窓際には、コーヒーの木を始め、白い花を咲かせていたジャスミンなど、いろんな植物が置かれています。見事な工芸品もいいですけど、植物の緑もいい雰囲気を醸し出してます。 40年経た老木のコーヒーの木だけは、葉に元気がなく、キがかり。もしかして、店名の豆の樹は、このコーヒー豆の木が由来？ママさんは、今では趣味でこの喫茶店をやってるという感じ。もう41年も営業されてきたのですから…。 レトロ感たっぷりの貴重な喫茶店で、いつまでも続けてほしいお店。ママさんが、枇杷の木を持って帰らないかとおっしゃいました。私は欲しかったのですが、ツレはやはり丁重にお断りしてました。私は枯らしてしまうんで…と。本音は、あの迷信を気にしているのでしょう。じゃ、枇杷の実と大葉を何株か持って行きませんか？とママ。それはありがたくいただいて帰り、大葉は翌日庭に植えました。元気な葉の大葉でした。 閉店時間の４時になりそうでしたので会計をすることに。このとき、娘さんが冒頭の言葉を放ったのです。歳の差もだけど、私とツレのパーツが似ていると言うのです。ツレも、そうかもしれませんなどと相づちを打つのが不満でした。でも、このお店に寄って、ツレは満足したようだからいいか…。 ケーキも美味しかったし、アイスカフェオレのグラスもオシャレで、このお店らしかった。店を出て、懐かしの伊勢崎市華蔵寺公園に向かいました。 #レトロ感満喫できる喫茶店 #創業41年、ママの楽しいトーク #実物大のミロのヴィーナス像レプリカ

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今年で41年目を迎える喫茶店。店に入って右側、窓際のルームがおすすめ。ミロのビーナス実物大のレプリカに度肝を抜かれます。こんなレトロな雰囲気の喫茶店、まだあるんですねぇ。すごいぞ境町！ トアルコトラジャー530円とレアチーズケーキ400円をいただいたのですが、時代が何十年も前に巻き戻された気持ちになります。クセのないコーヒー。飲みやすい。プレーンのレアチーズケーキがデコレートされてました。 こちらの店、ビーナス像もそうですが、壁の銅板から置物まで店全体がデコレーションされてるという風です。床に大理石が使われている喫茶店なんて、なかなかありませんよね。 ママさんに話しかけたら、ママさんがすごい！マシンガントークで、いろいろ楽しく興味深い話を聞かせていただきました。いろいろな工芸品の説明も面白い。後半はずっとママさんのお話に耳を傾け、店内を美術館のように歩いて見学していました。 棚には、カップが溢れるほど…高級なカップも。お客さんに飲んだ後カップまで持ち帰られたなんてこともあったとか…。30代からやられてるお店ですから、ママさん相当なお歳のはずですが、元気いっぱい。 イタリアとフランスの大学を出られ、海外生活が長かった娘さんは、実年齢より20くらい下に見えます笑。すごい母娘。 いつまで店を続けられることかとママさんおっしゃってました。娘さんは継がないと言われてますし、困ったものです。いつまでも続けて欲しい店です。隣の焼肉屋さんは息子さんがやっているお店で、駐車場は共同です。 他のお客さんはお二人ともパスタをオーダーしていました。ママさんによると、マーレーがとくに人気だったようで、１日に◯食も出たことがあるとおっしゃってました（数字はいつものごとく忘れました）。1000円以内で、サラダ、ドリンク付き…絶対再訪したい。 こんな２つとないユニークな店、マスコミが放っておくはずないですね。FM群馬でも20分紹介されたこともあるんだとか…。次回訪問時は、入って右側ビーナス像の側に座り、娘さんともじっくり話がしたい。とてもいい話が聞けそう。 #レトロ #ミロのビーナス像 #初投稿 #美術品の数々