mojo hand jikaseimen@日の出町(青梅駅から車で15分くらい) スゴいお店がオープン。2002年、方南町で創業し、一世を風靡した「我流旨味ソバ 地雷源」の創業者・鯉谷剛至さんが東京都日の出町で復活したのだ。鯉谷さんは、「地雷源」(方南町)を2002年に創業し、2010年中野に移転。2011年「肉煮干し中華そば さいころ」にリニュアル。 2013年、福生に「The Finest Noodles El Dorado」をオープンするも、2014年に休業。2016年、ラーメン学校「ラ塾」を開校。2021年「さいころ」閉店。ざっくりとした変遷はこのような感じ。ラーメン好きにとって、「地雷源」の存在は大きい。その創業者がまたラーメン店を始める、となったら一大事。私も初日に駆けつけた。店に着いたのは、開店1時間半前の10時。青梅駅まで電車で行き、ラーメン仲間に車を出してもらい、店まで一緒に行った。駐車場が7台しか無く、埋まってしまったら置き場所に困るので早く行こう、ということだったが、なんと先着がいた。昨夜から前乗りしていたそうだ(笑)。 1階はすごくオシャレなグッズショップ(あるいはバイクショップ)みたいな雰囲気。現時点では営業はしていない。お店はその2階で満席の時の待合室替わりにでも使うのだろうか?実際、我々はそこで開店を待っていた。 そしていよいよ11時半の開店を迎えた。私自身、鯉谷さんとは久しぶりなので、軽くご挨拶。 麺メニューは中華そば1100円、一本。その後、増えるのかどうかはわからない。少しだけ「地雷源」風のラーメンを期待したが、出てきたのはなんと「豚骨魚介」(我々が通称トンギョと呼んでいる)である。聞くと「清湯系は弟子達がやっているので、別なのをやろうかな、と。」と言いながら笑う。弟子達、とは。「しながわ」(要町)「Tombo」(吉祥寺)「流。」(十条)(「Miya De La Soul」(入間市))など。最近、孫弟子の「なんぞ」が仙川にオープンしたのは記憶に新しい。 もはや懐かしさすら感じる「トンギョ」は、番号で呼ばれて取りに行くセルフスタイル。食べ終えたら自ら片付ける。麺は自家製で麺自体はもちろんおいしい。スープは自分の席に運ぶまでに膜を張るほどの濃厚さ。おそらく無化調だと思うが旨味十分。お店としてのブランクはあるモノの、ラーメン学校の先生をやっているので衰えは一切感じない。ちなみに余談だが、その学校を卒業した生徒がブラジルで人気店を多数展開しているようで、ブラジルで鯉谷さんはカリスマ店主(ちょっとした有名人)として認知されているらしい。 スープは豚骨白濁にしっかり魚介も効いたもの。「地雷源」を創業した頃、首都圏ではこうした「トンギョ」が流行っており、店舗数も増えていった。その頃の味をあえて、今、出すところが鯉谷さんらしい。 チャーシューも実においしい。他の具はネギ、メンマ、海苔。どれも抜かりない。個人的に濃厚系の完飲は清湯と比べると多くはないが、ここでは迷うことなく完飲だった。懐かしさとか、義理とか忖度などなく、単においしいから完飲したまで。 青梅駅から車で15分ほどだろうか。夜は鹿や熊が出ることもあるような山の中。人気店「FeeL」からも車で10分ほどと近い。向こうは青梅市だが、こちらは日の出町。スゴいところに店を出したもんだ。ここまでどれだけ人を呼べるのやら、楽しみである。ラーメン学校は続けているので営業は不定期。インスタやXの投稿を要チェック。
不明
口コミ(1)
オススメ度:100%
自家製麺の店 MOJO HANDの店舗情報
基本情報
| 店名 | 自家製麺の店 MOJO HAND mojo hand jikaseimen |
|---|---|
| TEL | 不明 |
| ジャンル | ラーメン |
| 営業時間 | [全日] 11:30 〜 14:30 |
| 定休日 | 不定休 ・店休日の詳細はSNSを確認
・スープがなくなり次第終了する可能性あり |
| 予算 | ランチ:〜2,000円 ディナー:- |
住所
| 住所 | |
|---|---|
| アクセス | ■駅からのアクセス JR青梅線 / 御嶽駅(3.3km) |
サービス・設備などの情報
| X(Twitter) | https://x.com/jiraigen_boss |
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| 利用シーン |














