燕京亭@墨田区京島! 墨田区も両国や錦糸町の、いわゆる「本所」辺りは、江戸時代から栄えていた事もあり、碁盤の目のように道が整理されている。 しかしながら、向島を越えて京島辺りに来ると道が複雑になり、さらにローカルな亀戸線の線路が交差するので、土地に慣れない者にはラビリンスと化す。 そんな複雑怪奇な叉路で見つけたのが、燕京亭だった。 今は亡き、曳舟のオンボロ町中華「二平」を彷彿とさせる佇まい。 ムサシラーメン@960円! 焼き餃子と肉味噌そばが名物らしいが、あまりに寒いので、温かいラーメンにした。 ムサシラーメンとは、スカイツリー開業に合わせて名付けられたであろうラーメンで、おろしニンニク、チャーシュー3枚、海苔3枚がラーメンにプラスされる、あまりスペシャル感のないスペシャルラーメンである。 旨い。 感動的に旨い。 豚バラを丁寧にロールにしたチャーシュー。 ぱっつり食感の極細麺。 あっさりとしつつも深みのある醤油スープ。 やはり、おろしニンニクが効いている。 おろしニンニクがあるかないかで、和田アキ子と雛形あきこ程の雲泥の差が生じる。 次回は、焼き餃子と肉味噌そばを食べると誓い、新聞紙にくるまって寝た。
ローカル迷宮で出会う、心温まる町中華の醤油ラーメンと絶品餃子
墨田区京島の複雑な小道の中にひっそり佇む町中華。昭和の雰囲気漂うお店で味わえるのは、丁寧に巻かれた豚バラチャーシューがのった極細麺の醤油ラーメンや、ニンニクが効いた深い味わいが特徴的なスープ。特にラーメンは、おろしニンニクの有無で印象がガラリと変わる独自の一杯で、思わず夢中になって食べてしまう肉味噌そばや、ジューシーな焼き餃子も評判。昭和的な温かい接客も魅力で、どこか懐かしい時間が流れる、心もお腹も満たされる中華食堂です。






















