長寿庵、コノヤロー! 「ダンカン」の代わりに「長寿庵」を入れてビートたけしの真似をしてみたが、案外、悪くないなと思った。 長寿庵@浅草! 別に長寿庵に恨みがある訳でもなく、むしろ「憎いぜ!長寿庵!」的ニュアンスである。 砂場、更科とならぶ蕎麦屋の三大屋号の一つ。 長寿庵の系譜は、元禄17年(1704年)にまで遡る事ができる。 全盛期は関東一円を主に340軒ほどあったというから、いわば、蕎麦屋の最大派閥であった。 カレーせいろ@1100円! さすが、老舗長寿庵だけあり、薄っすら緑がかった蕎麦はコシ良し、香り良し、幾三吉(イクゾー・ヨシ)で、しっかり美味しい! カレー汁もコクとスパイスのバランスがよい。 メニューの片隅に、もりとざるでつけ汁をかえていると書いてある。 ざるは御膳返しを使用しているとの事。 御膳返しは、醤油、みりん、砂糖をベースに作られたかえしにさらにみりんを加えて寝かせたものを言う。 本来はもりとざるの違いは汁で、海苔が乗ったのがざるとする訳ではなかった。 浅草は観光地の側面が大きいが、こうした真っ当な蕎麦屋がちゃんと地域に根付いているのが素晴らしい!
江戸の伝統が息づく、味と香りにこだわる正統派蕎麦屋
浅草の地に根付く老舗の蕎麦屋は、江戸時代から伝わる伝統を大切に守り続けています。コシと香りの良い蕎麦は見た目にも美しく、特にカレーせいろはコク深いカレー汁とバランスの良いスパイスが特徴。もりとざるのつけ汁を丁寧に使い分け、ざるには手間ひまかけた御膳返しを寝かせて使用しています。観光地でありながら地元にも愛され続ける、地域密着の正統派蕎麦屋です。




















