新鮮な魚介と、こだわりの地酒を楽しめる。 入口の分からない隠れ家のような居酒屋。 グルメ仲間にお誘いいただき、初めての訪問。 こちらのオーナーが手がける住所非公開の店舗には何度も足を運んだことがあるが、今回のお店は住所が分かっても入口が分からない、まるで秘密基地のような佇まい。 東京駅から徒歩数分、雑多な路地裏の一角。 とある建物の無表情な扉を開けると、目の前には階段が現れる。 2階へ上がり店内へ。 外観の分かりにくさとは裏腹に、店内は意外にも少し落ち着きのある居酒屋といった雰囲気。 予約した席以外はすでに満席で、活気のある賑わい。 おまかせのコース料理に合わせて、お酒を注文していく。 ⸻ 《おまかせコース 4,200円 飲み物別》 〇 サッポロ黒ラベル 生ビール まずは一杯。喉を潤して、気持ちも準備完了。 ▪️前菜3種 どれもお酒を誘う小鉢たち。 いきなり日本酒が欲しくなるラインナップ。 ▪️酢鶏 酢豚の鶏肉版。 まろやかな酸味と甘みのあるソースをたっぷり吸った衣の中に、大ぶりでやわらかな鶏肉。 お酒にもご飯にも合いそうな、完成度の高い一品。 ▪️刺身盛り合わせ ・鮪脳天、赤身 ・雲丹 ・いくら ・ひらめ、えんがわ ・イサキ? 鮮度抜群の7点盛り。 えんがわは後から別皿で提供され、さらにテンションが上がる。 中でも印象的だったのが、鮪の脳天と雲丹を海苔で包んでいただいたひと口。 脳天は大トロのようにとろける脂の旨み、そこに雲丹の濃厚な甘みと磯の香りが重なり合い、贅沢の極み。 どのネタも抜かりなく美味しかった。 ▪️肉じゃが 男爵いもが程よく煮崩れた、どこか懐かしい味わい。 上品にまとめられたものより、こういった家庭的な一皿の方が好み。 ▪️中華くらげ 言わずもがな、日本酒のアテにぴったり。 ▪️焼き鯖 大ぶりで脂の乗った鯖の開き。 香ばしく焼かれた皮の中に、ふっくらジューシーな身がぎっしり。 ひと口ごとに旨みと脂が広がる、満足感のある一品。 ▪️〆ラーメン 出汁の旨みがしっかり効いたスープに、こんにゃく麺を合わせた〆。 軽めの口当たりで、罪悪感なくいただけるのが嬉しい。 ⸻ 《飲んだもの》 〇 サッポロ黒ラベル 生ビール 〇 楽器正宗 off-dry 本醸造 中取り 〇 栄光富士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来 〇 くどき上手Jr. 純米大吟醸 酒未来 ⸻ お会計を済ませたあと、店主さんと少し会話。 オーナーのお店の話をすると、とても喜んでくださり、こちらのお店のLINEも快く教えていただけた。 次回の再訪もお約束。 気さくで温かみのあるご主人の人柄も、このお店の魅力のひとつ。 東京駅近くで、新鮮な魚介と美味しい地酒をリーズナブルに楽しめる、そして特別感もしっかり味わえる、貴重な一軒だった。
駅から近い
カウンター席あり
喫煙可
ランチ営業あり
おひとり様OK
贅沢な海鮮茶漬けが楽しめる、サラリーマンのご褒美ランチスポット
東京駅近くの八重洲エリアで、全国から仕入れる新鮮な魚介を使った和食ランチが味わえます。看板のない隠れ家的な雰囲気で、シンプルな店内には無機質に席が並び、ひとりランチにもぴったり。自慢は豪快に盛り付けられた新鮮な刺身を、まずは海鮮丼として、次に出汁をかけて贅沢な茶漬けとして二度楽しめるメニュー。その日の良いネタに絞ったラインアップで、コストパフォーマンスも抜群です。お茶はセルフサービスで、現金払いのみ対応。特に忙しい会社員や一人の時間を大切にしたい方におすすめです。


























