釜山蓮山洞にある、絶品の参鶏湯専門店。 参鶏湯は、丸ごとの若鶏に高麗人参やナツメなどの漢方を詰め込て煮込む薬膳料理。名前の由来は使われる食材によるもの。高麗人参の「参」と若鶏の「鶏」、スープを意味する「湯」の３つの字を取り、参鶏湯です。 韓国では、伏日(ポンナル)という土用丑の日的な休日に食べることでお馴染みです。夏の暑い時期に、滋養食を食べ、夏バテを防ぐ食事としてお馴染みです。 似た料理として、タッカンマリがありますが、サムゲタンは鶏のおなかに漢方やもち米などを詰めて煮込むのに対し、タッカンマリは鶏肉をそのまま鍋に入れ、ねぎやじゃがいもと一緒に煮込むものです。また、高麗人参もタッカンマリにはあまり使われません。 ここのお店は、本格的な参鶏湯が味わえます。 食前酒として、高麗人参酒が提供されます。 味は、なかなか強烈。健康になっている感はものすごく漂っています。 参鶏湯は優しいスープながら、薬膳の旨みがぎゅっと詰まり、ほろっほろの鶏肉ともち米が担当できます。 卓上の塩コショウで好みに味を調整しながら食べられるのもうれしいです。 日本人にとって、参鶏湯は韓国料理の中では少しマイナーかもしれませんが、現地に駐在する日本人女性にはすごく人気があります。 韓国に来た際は、ぜひ食べてほしい食事の１つです。
不明
