小倉駅近くで40年以上の歴史ある喫茶店でモーニング。 焦げ目の付いた食パンに潰した茹で卵、ハムなど定番の具材が挟まり、和風サラダが箸休めになる。北九州では珈琲にミルクではなく、ホイップクリームが出てくるのが普通なのだろうか。確かにミルクより珈琲の味がまろやかになる。萩焼の珈琲カップは素朴というかゴツゴツしていてゲージュツだなあと感じた。 なんでも、楽、萩、唐津が本邦三大焼き物だそうであるが、以前に唐津で抹茶碗を求めようとしたが二桁万円で断念した話を思い出した。ただただお茶を飲むということに型を作り、権威や組織を作るのは日本人の得意技で、茶道、花道も然りだとマスターはおっしゃっていた。 マスターは芸術家でもあるので作品が店内に並び、目を楽しませてくれる。入手して20年以上の歳月を重ねているインコも放し飼いであるがおとなしい。ワシントン条約で輸入が禁じられたので日本では稀有な鳥だそうだ。
口コミ(12)
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落ち着いた雰囲気の喫茶店で「チキンカレー(550円)」を美味しくいただきました。 柔らかい手羽元、コーヒー、サラダもついてこの値段。 ご飯が柔らか目、ルーはそれほど辛くなく優しい味わいです。 ランチタイムにゆっくり食事をしてリフレッシュできます。 美味しかったです。コスパも最高でした。ご馳走さまでした。 (投稿が遅くなりました) #カレー #小倉
小倉の「ドン珈琲館」は、昭和56(1981)年創業。 創業当時の姿をそのまま残した、レトロな佇まいです。 マスターは、看板インコの「弥太郎くん」とともに、毎日、古賀から出て来られます。 マスターは、篆刻家としても有名で、木製の看板には「篆刻喫茶」と書かれています。 マスターの着用されているトレーナーや、厨房を仕切る暖簾には、その作品が使われています。 店内には絵画や陶器が展示されています。 ベンチの上で丸まって眠る猫は、丸ごとベンチから実物大の作品です。 「モーニングセット」は500円。 コーヒー、トーストサンド、サラダ。 最初に、温めたコーヒーカップが置かれます。 これが、素晴らしい。 大きく、厚手で、無骨な手触り。 その一方で、取っ手に親指を置いて支えられる繊細さ。 萩焼の女性作家(故人)に、特注で造っていただいたもの。 そのカップへ、ペーパーフィルターで淹れたコーヒーが、たっぷり注がれます。 酸味と苦味のバランスが絶妙な、飲みやすい味わいです。 ミルクは、ホイップクリーム。 普段、ミルクは入れないのですが、そのシルキーな光沢に惹かれて、思わず注ぎ込んでしまいました。 コーヒーに、なめらかな舌触りが加味されます。 11月末のモーニング、カリッと焼かれた、トーストサンドが、香ばしい。 マスターは、アートや文化への造詣が深く、様々な興味深いお話しをうかがうことができました。 このお店は、そういった方々の交流場となっているようです。
みなさんの投稿を読んで、小倉で途中下車しても行きたい!と……思い続け、やっと今年行ってきました。手作りのおいしいランチとお店の雰囲気に、ほんと良い時間を過ごすことができました。ありがとうございます。あ!でも弥太郎くんとの記念撮影に夢中になって、お料理の写真撮り忘れてしまいました(°▽°)でもとってもおいしくいただきました(^o^)
ケーキセットを頂きました。コーヒーは焼き物のカップ(かなり大きい)にいれていただいたのですが、たっぷり飲めて美味しかったです。酸味の感じられるコーヒーでした。ケーキもコーヒーと相性がよく、ほんのりとした甘味に安心します。ただし、種類はあんまりないのかな...? ですが、それらを気にしなくなるほどのコストパフォーマンス(ホットコーヒーとのセットだと600円)とお店の居心地のよさが素晴らしいお店だと思います。あまり堅苦しくならず、ゆったりできる。喫茶店初心者の私でもぼーっと長居することができました。ごちそうさまでした。