更新日:2023年10月08日
高知県南国市にある、宮崎県産の鰻を使用した美味しい鰻料理屋さん
うなぎはああらかじめ食べ易い大きさに切られてはいるが、割り箸でも切れる。しかし、皮と身を噛むと、確かに弾力がある。硬いのではなく、天然鰻に違い弾力さ。しかも、その後、うなぎの旨味が口に広がる。その後直ぐに米の旨味もわかった。米の炊き加減も丁度いい。柔らか過ぎず、硬過ぎず。米の甘みも分かった。 驚くべきは、ご飯を食べ進むと、ご飯とご飯の間からうなぎが出てきた。このうなぎも丁度良い焼き加減だから、白飯の間でふやけてもいない。時間が過ぎるとダメだが、作り立てはこの中のうなぎも美味い。ミルフィーユほどではないが、充分な量だった。 ただ、いけなかったのは、備え付けのタレを少しかけたこと。丁度良い量だったタレに追いタレのためにうなぎの美味さを殺してしまった。さらに、山椒を掛けたところかなりの量がかかってしまった。ここは注意が必要。しかし、山椒が無くても、いや無い方が旨味はよくわかる。 吸い物の中に肝が入っていて、柔らかい。個人的には肝を最初に炙って、少し歯応えが出たものを入れた吸い物の方が好きだが、これは仕方がない。 漬け物は沢庵と柴漬け。こちらも白飯が進む。