更新日:2024年11月17日
高知県南国市にある、宮崎県産の鰻を使用した美味しい鰻料理屋さん
うなぎはああらかじめ食べ易い大きさに切られてはいるが、割り箸でも切れる。しかし、皮と身を噛むと、確かに弾力がある。硬いのではなく、天然鰻に違い弾力さ。しかも、その後、うなぎの旨味が口に広がる。その後直ぐに米の旨味もわかった。米の炊き加減も丁度いい。柔らか過ぎず、硬過ぎず。米の甘みも分かった。 驚くべきは、ご飯を食べ進むと、ご飯とご飯の間からうなぎが出てきた。このうなぎも丁度良い焼き加減だから、白飯の間でふやけてもいない。時間が過ぎるとダメだが、作り立てはこの中のうなぎも美味い。ミルフィーユほどではないが、充分な量だった。 ただ、いけなかったのは、備え付けのタレを少しかけたこと。丁度良い量だったタレに追いタレのためにうなぎの美味さを殺してしまった。さらに、山椒を掛けたところかなりの量がかかってしまった。ここは注意が必要。しかし、山椒が無くても、いや無い方が旨味はよくわかる。 吸い物の中に肝が入っていて、柔らかい。個人的には肝を最初に炙って、少し歯応えが出たものを入れた吸い物の方が好きだが、これは仕方がない。 漬け物は沢庵と柴漬け。こちらも白飯が進む。
高知のうなぎは美味しいと聞いていたものの、まだ一度も専門店で食べたことがないと気づきこちらの人気店へ。 お昼前に予約なしで訪問しましたが、ギリギリ入れました。店内はカウンター席と小上がりに分かれていますが、我々は小上がりへ。 注文はうな重上(4,800円)とやや奮発。 注文してから30分以上は待ったと思います。まだかまだか待っていたら痺れを切らした頃にやってきました。お盆には、うな重、酢の物、肝、香の物、肝吸い、フルーツがのっています。 さて、肝心のうなぎですが、見るからにカリカリ。一瞬白焼?と思いましたが、タレはついています。しかしご飯にはかかっていないので、自分で追いタレをしていただくスタイル。このうなぎ、一口食べたらカリカリというかザクザクというか、今まで食べたうなぎの中で一番好きな食感でした。もしかしてこの焼き上がりを仕上げるためにはかなり時間をかけて焼いているのかもしれないと想像。最後の一切れまでカリカリで、一気に平らげてしまいました。 うなぎの産地、愛知県西尾市からやってきた身としてはうなぎにうるさいと自負しておりましたが、ここは文句のつけようがありません。
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