
【和歌山加太港で地魚料理食べ歩記】釣行断念も新鮮な地魚料理三昧で満喫!
《加太で有名な地魚料理店》
昨年12月中旬に、和歌山の加太で投げ釣りをしようとRetty釣り同好会3人で釣行を計画。天候は良かったものの強風の影響で波が高く断念。しかし、釣行断念でも、美味しいグルメの探食も楽しみにしていた我々3人は、一本釣りの真鯛と朝獲れの新鮮な地魚料理を食べさせてくれるお店『いなさ』に足を運び絶品な海の幸を堪能させていただきました。
外観や店内は昭和レトロな割烹料理店といった雰囲気で、1階はカウンター越しに、三代目店主である稲野雅則さんと二代目大将のお父さんのお二人が握る寿司や地魚料理を見ながら横一列になったカウンターが目に入り、入り口横には大きな生け簀があって、伊勢海老や真鯛、朝獲れの地魚が元気よく泳いでいます。
店主によれば、すぐ近くの漁港の市場に朝水揚げされた漁師の魚介類をそのまま買い取って提供しているので、新鮮そのもので身の締まり具合も折り紙付き。とくに加太の一本釣りの真鯛は、天然ものでも値段が高く、入荷量も日によって変動するので希少価値が高いとのこと。俄然期待が高まります。
《極上の味わいが堪能できる刺身と寿司に舌鼓》(税別)
・お造り盛合わせ 梅 :3,000円
・お造り盛合わせ 松 :1,500円
・上にぎり寿司:2,200円
・雛ちらし寿司:1,300円
・生ビール:500円
・ハイボール:500円
2階は、大小の宴会ができるテーブル席の大部屋があって、コロナ渦で宴会が自粛になって予約もキャンセルになっていて年末を前に大変な状況と世間話好きの仲居さんが親しげに声をかけながら美味しい料理を運んでくれます。
真鯛、ヒラメ、蛸、ハマチ、マグロ、あわび、エンガワ、わかめと新鮮な魚介類の刺身は、天然で新鮮だから味わえるコリコリとした食感と歯ごたえはたまりません。飲み慣れているいつもの生ビールがワンランクも上の味わいに思えるほど、刺身好きにはたまらないくらい絶品な刺身を舌鼓。
お寿司は地魚を含め真鯛、イカ、マグロ、ウニ、数の子、海老、ヒラメそして青海苔がいっぱい入った玉子焼きと彩りもしゃりもいい塩梅で、一貫一貫じっくり味わいながらいただきました。
お店の近くにある淡嶋神社は、おひな祭りに使用された雛人形の供養をしていただける神社として知られ、境内にはたくさんの雛人形が飾られていています。それにちなんだ「雛ちらし寿司」をこのお店は提供。
寿司めしに細かく刻んだしいたけがたっぷり。桜でんぶと刻み海苔が重箱に敷き詰められ、その上に色鮮やかな海鮮と蓮根、きゅうり、錦糸玉子、グリンピース、サクランボがトッピングされたフォトジェニックな盛り付けが女性に人気なのもうなずける華やかで美味しい海鮮ちらし寿司でした。
《追記》
一般のお店でもなかなか味わうことのできない加太の天然真鯛は、歯ごたえも身の締まりも全然違うここでしか食べられない逸品。
大将や三代目の店主、奥さんたちも応対も暖かみがあって、仲居さんとの会話も楽しく、次回のリベンジを賭けた加太釣行の際もまた来てみたいと思うお店でした。大阪市内からクルマで約1時間半、近くには日帰り温泉もあるので、釣りを楽しんだ後、温泉に入って海の幸を堪能できる加太港はグルメ満喫旅にもオススメです。
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