ステーキハウス 風靡

すてーきはうす ふうび

予算
~20000円
~2000円
最寄駅
JR東西線 / 北新地駅 徒歩3分(180m)
ジャンル
ステーキ ハンバーグ
定休日
毎週日曜日 祝日
06-6348-9886

嘗て北新地には「オリンピック」を始め美味いステーキハウスが目白押しだった。今でも「榊原」や「ロン」や「つじ」など枚挙に暇ないが、ここ「風靡」さんも長年に渡り安定した味を提供する肉の名店である。小生も65歳目前であるから以前のようにステーキに執着することはなくなったが、頂く限りは美味いステーキが食べたいものなのである。今回北新地の「クラブ 山名」のママが此方でご馳走して下さるということなので喜んでお供致すことにした。ドアを開けると右手にカウンターがあり小生など殆ど独り飯なので何時もは此方を使うのであるが、この日は4人ワンセットなので左に二つある部屋の奥の方を使用させて頂いたのである。ビールを注文して乾杯のあと前菜の選択に入る。小海老のカクテル、スモークサーモン、鮑のソースブールブランなどの中から鮑を選択、サラダはトマトサラダ、スープはポタージュやオニオングラタンスープの2種類があるが何方もイマイチという山名ママの経験判断で止め、メインの肉はシェフお任せでこの日のオススメはフィレ、量は100gから刻めるがゴチであるから200gを頂いた。締めのライスはガーリックライスかカレーの選択、ガーリックライスは定番で好きなのだがカレーは未だ頂いたことがなかったのでカレーにした。食後のデザートとコーヒーはママ判断でなし、8時を回り始めるとこの女帝ママと雖も皇后陛下のようにゆっくりしている暇はないからである。ボルドーのシャトーラグランジュ2012を頂きながら小生の選択した鮑は残念ながら硬すぎの上、フレンチ伝統のソース、ブールブランの酸味が強すぎてトータルにイマイチであった。トマトサラダは文字通りトマトのサラダに過ぎなく香辛料は掛かっているが小生が毎朝食する天満市場「野菜村」で買う佐賀や熊本のトマトと何ら変わらない品であった。メインのフィレ肉は流石に素晴らしい肉質で九州の何処か産のA5であろう。ただ我が舌の記憶が申すには前に此方で頂いたサーロインの方が美味かったようであったが、それでも充分満足できる品であることは間違いない。付け合わせに関してはシンプルな隠元にジャガイモ、人参であったがもう少し何とか工夫が出来ないものなのであろうかと思った。そもそもこの美食の時代にこの旧態然としたコースの組み立ては小生には信じられないくらいである。懐かしいスタイルも時には良いが懐石料理やフレンチが凌ぎを削って新しい取り組みに日夜邁進している時にこのままでは駄目ではないかと思う革新的ステーキ料理人が居ても良いのではないかと思うのである。無論このことは90歳にならんとする此方のご主人に期待することではあるまい。さて、時間の経つのは早い、そろそろ山名のママのご出勤タイムが近づいてきたようだ。そろそろお暇せねばなるまい。ドアを開けて階段を上り地上に出て歩き出す。ワインの酔いが丁度良い加減で新地本通りを歩く小生達の足取りを揺らすのであった。山名さんと別れて久々にカラオケでも歌ってみるか、などと思う小生であった。

Koichi Toshiokaさんの行ったお店

ステーキハウス 風靡の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 06-6348-9886
ジャンル
  • ステーキ
  • ハンバーグ
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~20000円
クレジットカード
  • Amex

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR東西線 / 北新地駅 徒歩3分(180m)
京阪中之島線 / 大江橋駅 徒歩4分(250m)
大阪メトロ四つ橋線 / 西梅田駅 徒歩5分(370m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

18席

カウンター

(カウンター4席)

個室

06-6348-9886