
自家製海老煎餅の湯漬けが放つ香ばしいかおりと
江戸情緒に酔えるお店。
ここ名古屋に来て思ったこと。
伝統産業のある街の潜在力は凄いということ。
押しなべて地方創成を考えるのではなく、
伝統産業という一点に絞って考えていけば、
何かしら面白いことができるのではないだろうか?
今日は有松。ここも名古屋市内。緑区です。
旧東海道の古い町並みが残るこの町は東海道往来の客が
鳴海宿と池鯉鮒宿に立ち寄る際にお土産物として販売していた
絞り染めを作っていた産地とされます。
最近にここに若い作家さんがお店を出して
現代風の絞りを作っていることもあり、
オンリーワンのおしゃれを楽しめるアイテムを
ちょっとしたプレゼントや記念の品として買いに来ることも
しばしば。
ついでだから有松絞り会館と大卸さんである久田本店で最近の
有松事情をお聞きして今日もちょっとした記念品を購入に、
まり木綿と
irodori彩さんに立ち寄りちょっとしたものを購入。
少し遅めの昼ご飯は、古き良き店構えを今に残す日本料理やまとさん。
こちらで湯漬けセット1650円をいただきます。
お庭を眺められる床の間のある部屋でいただける
こちらの湯漬けは、東海道中の休憩ご飯として古くから愛された逸品で
自家製エビせんべいを乗せたご飯に白湯をかけていただく代物。
それだけ聞くと質素な感じに聞こえますが、
このエビせんべいが溜まらなく凄い香りを放ち、部屋中にこの香ばしい
香りが充満。
緑釉輝く織部のさらには香のもの。酸味がしっかりしていて昔ながらの
味がおいしい。
煮つけは当地しかない麩、角麩にしっかり濃い目の出汁がしみ込んでいて
これだけで昔の人は肉代わりの気分だったのかなと。美味しいです。
よき大人、歴史と伝統を食す。という感じ。
さっぱりながらに満足度大。
江戸情緒を愉しめるそんなお店です。