
うなぎ料理を専門とする老舗の鰻店。 明治42年創業、浜松を代表する鰻店の一つとして知られる。 秘伝のタレと関東風の調理で仕上げる、ふっくら柔らかな蒲焼が看板。 JR浜松駅南口から徒歩すぐの駅前立地。 駅前に面して建つ三階建ての大きな店舗で、堂々とした存在感がある外観。 店内は席数128席の大箱で、テーブル席のほか座敷席も用意されている。 観光客から地元客まで幅広く利用しやすい雰囲気。 創業以来継ぎ足されてきた秘伝のタレと、関東風の焼き方が特徴。 背開きにして白焼きし、一度蒸してから再度焼き上げる工程で、身はふっくら柔らかく仕上がる。 名物は「お櫃うなぎ茶漬」。 ひつに盛られた鰻をそのまま丼として楽しみ、途中から出汁やお茶をかけて茶漬けとして味わう二段階の食べ方が人気。 ──── 今回は会社の仲間と複数人で予約して訪問。 浜松といえば鰻ということで、名物の鰻をしっかり味わう。 平日の昼過ぎに到着。 店内へ入り、1階の座敷席に案内される。 メニューを一通り確認して、店員からおすすめされた「でしこ」の鰻重と飲み物を注文。 〇 瓶ビール 770円(税込) 最初の一杯は瓶ビール。 鰻を待つ間に軽く喉を潤す。 〇 冷酒 花の舞 300ml 1,056円(税込) 静岡の地酒。 すっきりした飲み口で、脂のある鰻とも相性が良い。 ▪️浜名湖ブランド鰻「でしこ」うな重 5,115円(税込) ・数量限定、売切れ次第終了 ・浜名湖ブランド鰻「でしこ」を使用 ・香物,肝吸付き 「でしこ」は2024年に誕生した浜名湖の新ブランド鰻。 大豆イソフラボン由来の餌で育てられたメスの鰻で、肉厚で柔らかく脂が豊富なのが特徴。 その中でも厳しい基準を満たしたものだけが「でしこ」として出荷される。 《名前の由来》 【で】伝統を守り 【し】進化を続け 【こ】幸福を届ける 重箱は一般的なものより長辺が長い造り。 蓋を開けた瞬間、香ばしい蒲焼の香りが立ち上がる。 一尾分の鰻を使用。 茶褐色の焼き目が艶やかで、見た目から食欲をそそる。 蒸しと焼きで仕上げた身はふっくら柔らかい。 箸を入れるとすっとほぐれ、脂の乗った身から旨味が広がる。 タレは長年継ぎ足されてきたもの。 角が取れたまろやかな味わいで、鰻の旨味を引き立てる。 半分ほど食べ進めたところで山椒を振る。 香りが立ち、味の輪郭が引き締まる。 重箱が大きめな分、ご飯の量も多め。 食べ終える頃にはしっかり満腹になる。 ──── 駅前という便利な立地で、価格も比較的良心的。 数量限定の「でしこ」はグランドメニューの「上うな重」より少し高い程度で、売り切れていなければこちらを選ぶのがおすすめ。 老舗らしい落ち着いた接客も心地よく、安心して食事ができる。 浜松で鰻を食べたいときにまず候補に入る一軒。 駅からすぐなので、観光や出張の合間にも利用しやすい。 次は名物のお櫃うなぎ茶漬も試してみたい。