食堂こより

しょくどうこより

予算
~6000円
~2000円
最寄駅
名鉄各務原線 / 田神駅(2.9km)
ジャンル
和食 定食 テイクアウト
定休日
毎週火曜日
058-214-9230

◆鵜飼観覧のお伴にお薦めのお弁当 「食堂こより」さんの“宅飲み弁当”¥2,000-(税込み) 6月からwithコロナ体制での通常営業に戻った「食堂こより」。テイクアウトのみの自粛モードから店内飲食ができる様になった為、当然、お弁当の予約ルールも前に戻る。2日前の予約で夜の部のみ。(17:30から)夜の席が立て込む場合は予約を受けられない場合もあるそうだ。幸い、今回は予約を受けていただけた。前回とは入れ物が代わる事をご承知おきくださいとの丁寧なご案内。お店に付くとキチンと用意されたお弁当を前に、店主の杉山耕平さんが念のため聞いてくれる。「もう直ぐ食べられます?」実は、前回、鵜飼観覧用にお弁当を頂いた時は、「今回は暗がりでモグモグやるのではなく、しっかり明るいうちにお弁当を愉しんで、腹ごしらえをしてから鵜飼をじっくり観ます!」とお伝えしていたので、それを覚えて下さっていたようだ。しかし、今回はちょっとシチュエーションが違う。会社の方と川原で待ち合わせ、鵜舟を待ちながら頂くパターン。「いえ、そ~ですね。30分後くらいになるかなぁ」と答えると「おっ!そうですか、じゃ、もうちょっと強力にしときますね。」ともう一度包みを空けて何やら対応をしてくれている。こういう気遣いが実に嬉しい。 行ってきます!とお店を後にし、川原へ到着。キャンピングテーブルやディレクターズチェアをセットした頃に、待ち合わせのお相手が到着。 片口とぐい呑みは関西を拠点に創作活動をされているガラス作家の「やぎもとこ」さんによる「水月」と「ほしあかり」を用意した。これに、それぞれ小坂酒造場の「百春 爽」と「百春 WHITESUMMER」を注ぎ分けて準備完了! 「乾杯!」もそそくさと済ませ、ちょっと膨らんだ処がある、お弁当のアルミホイルをワクワクしながら剥がしていく。 ▼ゴマフグ白子鼈甲餡掛け カッコイイ、「食堂こより」さんのスタンプ入りの入れ物の蓋をあけると。ナルホド丁度冷やしていた処の真下は雲丹!である。その下にあるのは、ゴマ豆腐と、入れ物にひっつかないように配慮された大葉…と思いきや、ゴマ豆腐よりはるかに濃厚でクリーミーなそれは、白子だった。しかも、タラのだと高を括って食べるが、な?何この複雑な濃厚さは?慌ててメニューを見ると、チラ見でゴマ豆腐と誤読したが「ゴマフグ白子べっこう餡掛け」と記してあった。フグの白子ぉ!?もう、ここからいきなりテンションMaxである。大はしゃぎしながら、ご飯にすすむ。 ▼するめいかと新しょうがご飯 サンショウの若葉を散らした「するめいかと新しょうがのご飯」。新ショウガの爽やかな薫りとスルメイカの微かな香り。敷いたホウ葉が食味をそそる。ご飯の色づきはイカメシのそれ程でもなく、味も主張してくる訳でなく、他のおかずの引き立て役に徹している。素晴らしい!フツーの美味しい晩御飯のように箸が進んでしまうのを抑えられない。「落ち着け!落ち着け!」必死に自分に言い聞かせる。相方が言う。「そうそう!これお酒の当てだからね!」そう言いながら彼は大人の余裕を見せ、おもむろに枝豆に手を伸ばす。 ▼枝豆(メニュー記載なし) 笑っている。人はあまりに美味しいものを食べると笑い出すのだ。「何だよコレ!枝豆からしてもう違うよ!別モンだよ!」。普段我々が口にする“ビールに枝豆”の枝豆くん。決して貶めるつもりはないのだが、冷凍食品は所詮、冷凍食品の域を越えられない事を改めて、舌に知らされる。メニューに載らない控え選手がこのレベルなのである。「食堂こより」恐るべし! ▼あじフライ 辺りは黄昏時になってきた。思わず、反射的に白い物のかかった揚げ物をひとくち、かぶりつく。ん!タルタルソース!ちょ!待って、まだ待って!耕平さんのトラップを愉しむのはもう少し後にしたい。まだ、口の中は和食モードで居たいのだ。開けかけた洋食屋さんのドアを慌てて閉めメインディッシュに目を移す。 ▼いさき塩こうじ焼き 左隅で堂々と松皮の焼き目で先ほどから魅了して来るのが、メインディッシュの一角を占める「いさき塩こうじ焼き」である。どれどれと箸先でほじりながら口にする。う~ん。タルタルめ!美味しすぎて良く判らないじゃないか。ならば、と冷酒「百春 爽」で洗い流し、もう一度。あぁ、美味しい。丁度良い塩加減。だって、6月のイサキが美味しく無いワケが無い。今度は飲み比べの「百春 whitesummer」をやってみる。ほぉ!何かフルーティ。ちょっと梅酒のような香りすらする。しかし、塩麹と冷酒というのは、なぜこうも相性が良いのか?交互にノンストップモードの無限連鎖に突入しかけた時、会い方が話しかける。(つづく)

食堂こよりの店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 058-214-9230
ジャンル
  • 和食
  • 定食
  • テイクアウト
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~6000円
クレジットカード
  • Amex

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                名鉄各務原線 / 田神駅(2.9km)                        

                        

058-214-9230