
元はキムチ店として親しまれ、現在は料理の質、ボリューム、そして高いコストパフォーマンスで人気を集める本格創作ビストロ。 旬の食材を取り入れたジャンルにとらわれない創作料理を、ボリュームたっぷり、かつ驚くほどリーズナブルな価格で楽しめる。 店主一人で切り盛りしながらも、その手際の良さと料理の完成度の高さから、多くのグルメ好きが足を運ぶ。 お店は京急子安駅から徒歩数分。JR大口駅からは大口通商店街を抜け、大口一番街の一番奥に位置する。 青を基調とした外観は商店街の景色に自然と溶け込んでおり、一見するとビストロとは思わないような佇まい。 知っていなければ通り過ぎてしまいそう。 本格ビストロとして営業する一方、自家製キムチの販売も続けており、店のルーツを今も感じられる。 2階席は一組限定の貸切個室。 ドリンクはセルフサービスとなっており、冷蔵庫から好みのボトルワインを選び、クラフトビールやウイスキーはサーバーから注いだ分だけ量り売りで精算するシステム。 店主一人で営業することで無駄を省き、その分を料理の質と価格へ還元している、圧倒的なコストパフォーマンスも魅力のひとつ。 ───── 土曜のランチタイムに、2階個室を予約して6人での貸切会。 店主からシステムの説明を受け、コースがスタート。 《土曜ランチ二階個室 Cプラン 6,000円(税込)》 ※ドリンク1,000円分込み 肉料理は4種類の中から選択でき、5〜7名では2種類選べる。 冷蔵庫から好みのワインを選び、クラフトビールなどを自分で注ぎながら楽しむ。 ワンオペならではの工夫が随所に見られ、店主が料理を抱えて階段を駆け上がる足音が聞こえるたび、次の一皿への期待が高まる。 〇 SEDA Blanc de Blancs Brut 〇 THE STONEWALL INN IPA まずは泡で乾杯して、クラフトビールで喉を潤す。 ▪️スイカと生ハム 炭火で香ばしく焼き上げたズッキーニに、スイカと生ハムを合わせた前菜。 スイカのみずみずしい甘みと生ハムの塩気が互いを引き立て合い、たっぷり削られたチーズがコクを加える。 フルーツと生ハムの組み合わせとしてスイカは初めてだったが、想像以上の相性の良さに驚かされた。 ▪️イカとケールのクスクス イカとケール、クスクスを合わせた一皿。 チーズのコクとピンクペッパーの爽やかな香りが良いアクセント。 添えられたスイカの皮のピクルスは食感も風味も良く、思わず真似して作ってみたくなる美味しさだった。 ▪️フォカッチャ 焼きたてでふっくらとした食感。 ほどよい塩気があり、そのまま食べても料理と合わせても美味しい。 〇 WESTEND THE WHITE CHARDONNAY 2025 ▪️エビのフリット 大ぶりの海老を軽い衣で揚げたフリット。 サクッと軽快な衣の中から、海老のプリッとした食感と甘みが広がる。 下に敷かれた雑穀ご飯や香草、甘辛いソースが一体となり、一つの料理としてしっかり組み立てられ満足感の高い一皿だった。 ▪️鶏肉とほうれん草、マッシュポテトのグラタン ベシャメルソースだけでなくマッシュポテトも使用。 濃厚ながら重たさはなく、ポテトの優しい甘みとなめらかな口当たりが加わることで、一般的なグラタンとはひと味違う仕上がりになっている。 ▪️サラダ 〇 Casa Santos Lima Balsamum Branco ▪️しらすととうもろこしのパスタ オイルベースで仕上げたパスタ。 しらすの塩味ととうもろこしの自然な甘みが心地よく重なり、シンプルながら素材の良さが際立つ一皿。 〇 Siglo Crianza Selección 2015 ▪️豪州産 仔羊骨付き肩ロース 250g 香ばしく焼き上げた骨付き肩ロース。 しっとりと火入れされた仔羊は旨味が濃く、爽やかなグリーンソースが全体を軽やかにまとめる。 焼き野菜と合わせることで、最後まで飽きることなく楽しめた。 ▪️函館産 エゾジカ ヒレ肉 200g 美しいロゼ色に火入れされたエゾジカのヒレ肉。 驚くほど柔らかく、噛むほどに赤身ならではの力強い旨味が広がる。 なめらかなマッシュポテトと焼き野菜、赤ワインソースが一体となり、素材の持ち味を存分に引き立てていた。 ▪️黒糖と麦茶のバスクチーズケーキ 黒糖のコクと麦茶の香ばしさを取り入れたバスクチーズケーキ。 濃厚でありながら後味は軽やかで、食後にちょうど良い締めくくりだった。 ~コメント欄へ続く~