
横浜にはコリアタウンをはじめ、美味しい韓国料理店が数多くありますが、「古き良き韓国の空気感まで再現しているお店」は、正直そう多くありません。
今回やって来たのは、2025年4月26日オープンの「ミリネヤンコプチャン 桜木町野毛店」さん。
韓国を第二の故郷と呼ぶほどに愛してやまないみうけんが、これはぜひお伝えしたい一軒です。
店名の「ミリネ」は、済州島の言葉で「天の川」。
韓国では一般的に「ウナス(銀河水)」と呼ばれますが、美しい響きから店名によく使われる言葉です。
そして「ヤンコプチャン」は牛ホルモンのこと。
さて、店内に一歩足を踏み入れると、そこに広がるのは「おしゃれな現代韓国」ではありません。
1980年代、急激な経済成長と社会の熱気が入り混じっていた、あの頃の大韓民国を思わせる空気感。
軍事独裁政権を脱し、街には活気が満ち、一方で学生たちのデモが日常にあった時代。
そんな「アツい時代」を知る人には懐かしく、知らない世代には新鮮に映る、温度のある空間です。
メニュー表にはしっかりハングル表記。読めないけれど、読める人にはちゃんと読める。
この「分かる人には分かる感じ」が、たまらなく心をくすぐります。
◆七星サイダー(380円)
韓国で「サイダー」と言えば、やはりこれ。
程よい甘さで韓国料理との相性も抜群です。
◆クッスンダン生マッコリ(グラス:800円)
黒麹で作られた非加熱マッコリで、シュワっとした口当たりと、甘み・酸味のバランスが実に見事。
料理が進む進む…これは危険です
◆エビギョプサル(2人前:1,680円)
ぷりぷりのエビにサムギョプサルを巻いて焼く創作メニュー。
外はカリッと、中はプリプリ。チーズを絡めると、思わず声が出る新しい美味しさです。
◆チュクミ(1,500円)
忠清南道の名物料理で、春を告げる存在。
焼き上がる様子はまるで生きているかのようで、弾力ある食感と旨味が口いっぱいに広がります。
◆ミナリサムギョプサル(2人前:5,780円)
芹(ミナリ)が完全に「主役」。焼いた豚バラ、キムチ、ニンニク、味噌、そして山盛りの芹。
包んで頬張る瞬間の幸福感は格別で、焼肉なのに不思議と重たさを感じません。
◆牛ホルモン鍋(2,700円)
◆牛ツラミ(1,800円)
◆鶏出汁韓国冷麺(900円)
どれも「派手さより実力」といえる、「古き良き韓国の庶民派料理」です。
野毛という街で、料理だけでなく“時代”まで味わえる貴重な一軒。
「ミリネヤンコプチャン 桜木町野毛店」さん、自信を持っておすすめします。
♀️ミリネヤンコプチャン 桜木町野毛店
☎️045-326-6252
横浜市中区花咲町1-28-1 横濱コーヨー三十八番館 3F
年末年始も休まず営業
・元旦のみ12時〜16時営業
・12月31日と1月2日〜4日までは12時〜21時(L.O20時30分)
・1月5日〜7日が休み
・1月8日から通常営業
平日16時〜23時(ラストオーダー22時30分)
土日祝日12時〜23時(ラストオーダー22時30分)
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