
カツカレー発祥の店というと銀座スイスが有名ですが、諸説があります。
浅草の浅草寺裏から徒歩数分行った路地にあるこちらのトンカツ屋さんも発祥といわれているお店のひとつ。
静かな住宅街の中にあるお店で、それを感じさせない、なにげない雰囲気があるお店です。
元は洋食屋台だったらしく、そこで提供されていた河金丼が、カツカレーの元祖のひとつといわれています。
浅草駅から徒歩で20分ほど歩きます。
一応、ほかの最寄駅としては三ノ輪駅、つくばエクスプレスの浅草駅などがありますが、どこからも微妙に遠い位置にあります。
浅草寺を通り過ぎて、大きな通りを離れた住宅街の、個人経営のほんとになにげないお店が今回の目的です。
引き戸を開けると、カウンター席が並びます。
三連休の昼の時間の訪問ですが、先客は1人のみでした。
カツ丼や定食の並ぶメニューの中から、河金丼を見つけました。
店名の名前がついたこの丼の正体は、誰もが知るカツカレーです。
重箱に入ったカツカレーとお味噌汁をスプーンでいただきました。
日本風のドロっとしたカレーが、カツが見えないほど大量にかかっています。
味が濃すぎる訳でもなく、個人的にはお米とよく合うかなりおいしいカレーでした。
カツもサクサクしていてすばらしかった。
お店で食べるカレーとして、かなりレベルが高いと思います。
河金は元々本店が浅草にあり、暖簾分けする形で入谷、千束に支店ができましたが、今は千束店のみとなっています。
いつまでも続いて欲しいと願ってやまない名店です。
#発祥の店 #カツカレー