ナマステ東京 吉祥寺店【悲しきネパールは美味かった】2021カレー18軒32食 2021.1.25 ■ディナーセットカレー1種 ¥1,200 ▷ヒマラヤのスープカレーを選択(唯一のネパールカレーメニュー) ▶︎チーズナン +¥280 ▷サラダ ▷ラッシー 本当は、食べログに見つけた"ネパールカレーうどん"を食べたくてきた。でも、今ではそのメニューはなくなったそうだ。しきりにナン&カレーのディナーセットを勧めてくる。ネパール料理は何かないの?と聞いたら、ヒマラヤのスープカレーだけがうちの唯一のネパールカレーだと答えてくれた。 それで、ヒマラヤのスープカレーとチーズナンなどという、なんだかヤケクソなアンバランスメニューを注文したけど、実はとても美味しかった。 そう、このヒマラヤのスープカレーってやつが、たしかに、インドカレーとは手順を逆にしたネパール流で、最後に近い段階でニンニクしょうがを入れるプロセスで、旨味とコクがグッと前面に押し上げられているのがわかる。味的にはサラサラに流れるローガンジョシュみたいな印象だ。深い。つまり、とても美味しかった。 ここで、めでたしめでたしと締めくくりたいところだけど、そうもいかなかった。 店員さんと話した。日本人が全く注文してくれないから、ネパール料理のメニューはみんななくなってしまったそうだ。それで、日本人が食べるから名古屋式の手羽先まで出していたりするし、仕方なく日本人の先入観で決められたナンちゃってインド料理を作らされている。東京でネパール人が作るナンちゃってインド料理って、ニューヨークで中国人が作るなんちゃって日本料理みたいなもんじゃないか。 ナン&カレーを本格的なインド料理だと信じている日本人達は、自分たちが勝手に作り上げた先入観を勝手に本格的だと呼んでいるものすごい誤解であることを知る機会がない。日本の10倍の人口を抱える国が日本の10倍の食文化を有していることにも気が付かないのは、日本の学校教育の弊害だろうか。あまりにも小さな島国の閉鎖社会だ。 大半の日本在住インド人は日本に来て初めてナンを食べる。日本のインド料理屋の店員は大半がネパール人なのに、ネパール人店員はネパール料理を作る機会が限られていて、とてもかわいそうだ。知らないって、実はとても失礼なことなんだよ。ネパール料理は美味い。ものすごく美味しい。でも、日本人達はそれを作らせてあげない。ネパール人に美味しいネパール料理を思いっきり作らせてあげたいなぁ。 いつか、ネパール料理が普通に市民権を得る日が来るといいのにな。 でも、美味しかったから めでたしめでたし ゴーグル仮面 ナマステ東京 吉祥寺 ヒマラヤのスープカレー
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ガヴィアル
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ムルギー
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ガンジー
新宿三丁目駅 / カレー
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肉山
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旧ヤム鐵道
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