【滋味深い薬膳風な「汽鍋鶏(チーコージィ)」】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は池袋西口の『食彩雲南』 中国の雲南地方の 雲南料理(雲南菜、云南菜、滇菜)の店だ。 雲南の場所は最後の画像参照。 古くは雲南や大理(大理石の語源)、 南詔といった非漢民族の国家が興った地域で、 ベトナム・ラオス・ミャンマーと接する地理的要因から、 隣接する漢族の四川料理と ペー族、タイ族、イ族、ナシ族等の 少数民族料理が融合している。 また湿潤な気候から茸や山菜など、 豊富な山の幸を活かした料理が多いのも特徴だ。 …そんなコチラ、雲南名物の 「汽鍋」が食べれるらしくチェックしてました♪ ◆汽鍋鶏 …1380yen 雲南発祥で清王朝の 乾隆年間には食されていた「汽鍋鶏」 少々特殊な調理鍋を使う事で知られている。 すなわち鍋の中央には孔が空いており、 この孔に熱い蒸気を通して鍋の内側を蒸す。 これにより水は注がず、 「蒸気」と「具に内在する水分」の2つだけで 鍋が出来上がる仕組みだ。 『食彩雲南』の「汽鍋鶏」の具は、 ぶつ切りの丸鶏に クコの実、天麻、三七人参、高麗人参、トウキ、サナギタケ、キヌガサタケ、生姜… 琥珀色のスープを ひとくち飲むと「うまっ(笑)」 鶏に内在する、 うま味とコラーゲン。 漢方成分に茸の出汁が見事に調和。 油こさはなくて、ただただ滋味深い。 永遠に飲んでられそうな、 飽きの来ない優しい味わいだ。 健康にも非常に良さそうなので 風邪の日に飲んでみたくなる料理。 薬膳寄りの鶏スープといった感じで 日本人の味覚にも非常にマッチしている。 こんなに美味いとは(笑) 実山椒を添えた「もやし」に、 鶏肉とスープ、タレをかけて食べても美味。 本来の「汽水鍋」ではこのような食べ方はせず、 『食彩雲南』が日本人向けに作ったオリジナルらしい。 ◆昆明小鍋米線 …800yen 華北の小麦に、 華南の稲作。 小麦の麺が食される華北に対し、 雲南はライスヌードル「米線(ミーシェン)」が盛ん。 雲南省の省都・昆明の郷土料理 「小鍋米線」を注文してみました♪ 具は、 そぼろ・もやし・ニラ・酸菜… スープは意外にもトマト仕立てで、 そこに豆板醤の辛味とコク、酸菜の酸味感。 複雑な味わいもしつつ、 ミネストローネのような感じもする。 米線はフニャフニャと柔らかく、 割とお腹に溜まる。 ~あとがき~ 以上、『食彩雲南 西池袋店』でした。 中華料理というと概して 油っこい食べ物と思われがちだが、 「汽鍋鶏」のように滋味深く染みる味わいもある事が分かる。 中華料理の多様性と奥深さを感じられる一品だ。 …ちなみにメニュー眺めていると 「泰式干烧碟鱼头」という料理を発見。 中国語で アメリカは“美国” ドイツは“徳国” フランスは“法国” タイは“泰国” 要はこれタイ式の魚の煮込み料理。 冒頭で触れた通り雲南には タイ系の少数民族も住んでおり、 彼らの料理だ。 今回は注文しませんでしたが、 少数民族も多い雲南らしい料理で なかなか興味深い。 ガチ中華なので日本人客は ほぼおらず入店には多少勇気が要りますが 興味ある方はぜひ
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生簀からあがったばかりの海鮮を、蒸気が出る鍋がついたテーブルで目の前で蒸しあげて食べられる。 すんごく贅沢な気分になれて美味しいし、盛り上がることこの上なし! 前菜も一品一品スパイスや柑橘の使い方が上手でほんとに美味しい! 白酒とかも色々相談できるのもうれしい。 料金も1人あたり7千円台とコスパも◎ 4名〜10名くらいの宴席にぴったり。オススメです! #コスパ #海鮮 #贅沢 #ガチ中華 #リピ決定