
『東京カオソーイ』さんへ、店名にもなっている「カオソーイ」を食べに来ました。
引き戸が少しだけ空いていてテイクアウトの弁当を売っていらっしゃいます。もしかしたらテイクアウト専門店なの?
開いている引き戸の隙間から店主の女性にお尋ねすると、イートインスペースもありここで食事もいただけるようです。せっかく九段下までやってきたので良かったです。
店内はテープル2つのみの極めて狭小店舗。タイ料理店らしき賑やかなタイの飾り付け。行ったことないのでわかりませんが、本場タイのレストランもこんな感じなのでしょうね?
店主の女性はマスクをしていて判別不能ですが、流暢な日本語を話されるので多分日本の方かな?歌手のAIみたいにハスキーな声。でも、もしかしたら流暢な日本語を話すタイ人の方かもしれません。
店主の女性から「速いのはガパオライスとカオマンガイです!」とキッパリ強めに言われました。それ以外は提供したくないような雰囲気です。
圧にも負けず「カオソーイはダメですか?」とお尋ねすると、店主「時間かかりますけどいいですか?」との返答。待てば作ってはいただけるようです。
「和牛すじ煮込みカオソーイ・ヌア」をお願いすると、「牛すじは当たり外れがありますよ!」との返答。あら、外れたら嫌だな(笑)
なので『骨付き鶏肉 カオソーイ・ガイ 1,100円』をお願いしました。
※「ガイ」とは鶏肉のこと。以前調べて学習したのにまたググってしまいました(笑)
【カオソーイとは?】
カオソーイは、タイ北部やラオスが発祥の麺料理で、ココナッツミルクベースのスープにゆで麺と揚げ麺を入れた料理です。
カレースパイスがたっぷり入ったスープが特徴で、マイルドなカレーラーメンとも呼ばれる。
鶏肉や豚、牛などの肉が柔らかく煮込まれてトッピングされる。
スープの味は香辛料が強めなものから、ココナッツミルクが多めのマイルドなものまでお店によって様々。付け合わせには、高菜の漬物、玉ねぎのみじん切り、ライムの輪切り、チリペーストが添えられていることが多い
それほど待たずに私の『カオソーイ』が運ばれてきました。ビックリしたのは揚げ麺が上に乗っていたこと。これが本来のカオソーイの姿なのですね!
麺は平べったい独特の麺。その平べったい麺をすするとよくカレースープを絡めてきます。ネットで学習してきたように、いわばカレーラーメンですね。それもタイカレーのカレーラーメン。
カレースープが旨い。なんとなくグリーンカレーを感じるタイのカレースープ。でもグリーンカレーのように辛くはありません。食べやすいカレー。
スープの下には、骨付きの手羽元二つ。ホロホロと肉が剥がれて食べやすくなっていました。
レモンをかけると爽やかに変身。揚げ麺は微妙。カレースープに浸しながらかじりつきました。
せっかくのカレースープ、ライスを浸して食べたかった。店主の勢いに押されて「ジャスミンライス」をたのむの忘れていました。もう後の祭り。
カレースープも完飲。美味しかったです、カオソーイ・ガイ。ハズレ無しの当たりでした!