
隠れ家なカウンター懐石、御苑さかえさんへ。
こちら、某有名日本料理店にいらしたオーナーが腕を振るう「おまかせコース」のみの、まさに大人の料理店さん!
お品書きは日替わりで季節の素材がふんだんに使われる。
一の料理 フォアグラ、三葉
二の料理 菊菜、榎ノ木茸、明太子
三の料理 岩もずく、フグ、馬肉、雲子、シャインマスカット、アボカド、チーズ、カラスミ、黒豆枝豆、梅、鳥軟骨、鶏肝、新銀杏、むかご
四の料理 フグ、マグロ、スズキ、ワニ、クエ、タコ、〆さば、湯葉、大和肉鶏、妻一式
五の料理 合鴨、イノシシ、銀鱈、あしらい
六の料理 若布、胡瓜、穴子、長ネギ
七の料理 田舎蕎麦
八の料理 バナナテリーヌショコラ
この日のお品も豪華!!
ひとつひとつがとても丁寧に仕上げられていて味わい深い。
スパークリングで乾杯の後、日本酒へ。
見たことの無いものも開けていただきました。
一つ一つの量は無いのだけれど、小さな一つ一つが美味しくて満足なお品。
同じ時間帯の隣席の方の食べるスピードに焦りつつも途中から諦め、ゆっくり味わうことに。
三の料理からは日本食ならでは、の繊細な盛りつけ。
こういう時、日本料理良いなぁって思う!
四の料理は刺し盛り的なもの。
フグはポン酢以外で食べたこと、なかったと思う。
ここでは、わさび醤油でも、ポン酢でも、好きなように好きな味で食べてください、というスタイル。
ワニのタンは人生初!!
クエやタコと共にさらっと並んでたฅ(º ロ º ฅ)
五の料理はお肉もイノシシの臭みとかは一切無し。
あしらい、と、名も無きさつまいもまでもが美味しすぎてビックリ。
六の料理でおくちの中がリセット。若布や胡瓜でさっぱり、のところに穴子のふっくらがあまらない。
七の料理は蕎麦のシーズンが終わるとおうどんになるそう。
年中あるわけではない〆はその年の蕎麦粉でつくる、というこだわり。
かなりお腹いっぱいだったけれどお蕎麦は食べたくて、少し少なめにしてもらったよ。
八の料理が意外や意外。
日本料理のデザート的なものだと、どうしても水菓子(果物)や和菓子(羊羹的なもの)が多いのに、なんとバナナテリーヌショコラ。
しかも砂糖は一切使わず、バナナの甘みと良質なチョコレートで仕上げてらっしゃる。
まさに、大満足。
勿論、アレルギー食材などはお伝えすれば避けて下さるので、特別な日や落ち着いてご飯を楽しんだり、お酒を飲んだりしたい時にはオススメ。
デートや女子同士でも、男性同士でも楽しめると思う!
予約が取りづらいと思うけれど、何ヶ月待ち、何年待ち、になる前にぜひまた行きたいお店。
ご馳走様でした。