更新日:2024年12月15日
【江戸川橋6分】ー贅沢な大人時間ー僅か6席の隠れ家で味わう、季節香る本格フレンチ
多彩なフレンチの経験を持つシェフがワンオペで提供する、厳選された素材とその調理法,ソースに拘る絶品フレンチ。 江戸川橋駅から江戸川橋を渡り音羽通りを直進すること徒歩数分。 看板が無いため油断していると通り過ぎてしまいそうな外観。 元は鮨屋だった面影を残す木の温かさを感じる店内。 和のインテリアにカウンター内のキッチンにはフレンチらしい調理器具が並ぶ。 壁側にはモダンな調度品が飾られておりセンスの良さを伺わせる。 席はカウンターのみの6席。 調理や盛り付けは廣田シェフ1人で行い、配膳や片付けなどを1人のスタッフさんが行う。 あどけなさの残るとても物腰の柔らかなシェフ。 その表情から、初めて来店した緊張感は解きほぐれリラックスしたムードに様相が変わる。 店名の「Ciotat(シオタ)」は、プロヴァンス地方にある港町でシェフが修業された思い出の場所との事。 廣田駿シェフは豊富なフレンチでの経歴を持つ。 フランスのミシュラン三ツ星店や銀座の「ベージュ・アランデュカス・東京」、新宿伊勢丹の「ル・サロン・ジャック・ボリー」、北参道の人気フレンチ「シンシア」などの経験を経て2022年9月に独立しオーナーシェフとして「Ciotat」を開業。 ――― 今回は貸切予約にて再訪問。 至近の予約は埋まっており、土曜は特に埋まるのが早いそう。 カウンター席のL字部分に座りシェフからの説明を受ける。 乾杯のスパークリングを頂きコースがスタート。 〇 La Fête Crémant de Limoux Brut ▪️穴子のフリット ・ビールとイーストを入れたドーナッツと天ぷらの間のような衣 ・数種の唐辛子 ・ピーマン ・チョリソ ▪️ スープ・オ・ピストゥ ・2種類のインゲン ・ニースの郷土料理 ・生のバジルとルッコラのペースト 〇 Hiruzta Gorria Hondarrabi Zuri Beltza Rosé 2020 ▪️つぶ貝と真蛸のガスパチョ ・生蛸を冷凍して繊維を断ち柔らかくする ・レモンで炊いた真蛸 ・大根と唐辛子であえたつぶ貝 ・野菜をマリネして砕いた後に火入れしマイルドに ▪️生ハムとオリーブのチャバタ ・パンディフィロゾフのパン ・コッパ(首の部分の生ハム) ・パンと共につまんで頂く 〇 Château de Saint Cosme Les Deux Albion 'Principaute d'Orange' Blanc 2023 ▪️ヒラスズキのポワレ ・ヒラスズキ ・アサリ ・オレンジとコリアンダー ・ぶどうジュースと焦がしニンニクバターのソース 〇 Besoain Estate Los Morros Cabernet Sauvignon 2021 ▪️鳩のロースト ・鳩 ・エシャロットのコンフィ ・ポムブーランジェール ・パンを焼き終わった釜の残り火で作ったフレンチではクラシックな付け合せ ・じゃがいものパン釜風 ▪️イル・フロッタント ・浮島を意味するデセール ・卵白をゆっくり泡立て冷えても潰れないよう膨らみすぎないように ・砕いたプラリネを入れて湯煎 ・タヒチのバニラソース ・イル(島)フロッタント(浮いている)の意味 〇 ハーブティー ソースに拘った料理は一品一品のボリュームがあり非常に満足度が高い。 シェフと会話する程に料理への情熱とソースへの強い思いが感じられる。 フレンチは、主菜、付け合せ、ソースの組み合わせで成り立つ。 シェフの修行時代の貴重な経験談も聞くことができる。 これも楽しみの一つ。 満腹になるまでフレンチを堪能しワインも泡・ロゼ・白・赤のボトルを愉しんで、価格は18,000円程ととてもお手頃。 人気が出るのも至極当然。 これからの展開も非常に楽しみなお店。
【大塚駅徒歩3分】四川迎賓館の伝統の味を受け継ぐ本格派四川料理を堪能
念願の花重さん スープーがめちゃくちゃ美味しくて、具材の旨みを引き立ててくれます! デザートも美味しかったー^_^
1日数組、カウンターのみの落ち着いた感じのお店
蕎麦前の肴から馬刺しや天ぷらなど供される 料理がどこを切り取ってもレベルが高い 主役の蕎麦は、手打ちせいろの4枚食べ比べ 見事な細打ちの蕎麦は一つひとつがまた秀逸 名店菊谷が開いた予約限定の隠れ家的蕎麦庵 大塚で蕎麦の食べ歩き会 江戸ソバリエの同期会の食べ歩き企画 幹事を承ってコーディネイトしたのがこちら 菊谷本店は何度か訪問したが、 昨年(2017年)できたこちらは自身も初訪問 隠れ家的な雰囲気の店内 奥のテーブル席が宴席の場に用意された エーデルピルス<生ビール>をもらって乾杯 添えられた<蕎麦味噌>は食感も心地いい 酒はビールから日本酒へ 最初にもらった銘柄は、<鯉川 特別純米> ここで角皿に3品並べられて供されたのは、 “鯖の燻製”、“ぬか漬け”、“チーズのカエシ漬” 切り替えた日本酒との相性抜群 “チーズのカエシ漬”が特に辛口酒に寄り添う 続いて<馬刺し>が、“にんにく味噌”と “おろし生姜”を添えて供された ふたつの薬味の比較を楽しみながら食せば 鮮度いい素材の旨みがなめらかに舌に触れる <廣戸川 特別純米>、<上喜元 純米酒>と 酒は移り変わり、出席者の酒のペースも軽快 希少な関根の胡麻油を使って揚げられる <天ぷら>へ料理は駒を進める 海老、甘長唐辛子、プチトマト、かぼちゃ 素材の味がしっかり活かされた天ぷらは、 品があり、ほどよい香ばしさもまたいい 添えられた“宮城の手作りの塩”と “ヒマラヤ岩塩”をそっと付していただいた <茄子と香味野菜のおろし和え>の後には “鴨のレバー”、“鴨みそ”、“鯖みそ”、そして “江戸菜と舞茸”が並べられて供された 酒は<黒松仙醸 こんな夜に…>、この後、 <篠峯 山田錦 純米>、<天明 槽しぼり 純米 本生>と心ゆくまで飲みつないだ 蕎麦の風味が豊かに口にとける <そばがき>をメインへの入口として いやいよ蕎麦の食べ比べへ 1枚目は、新潟 信濃一号と茨城 常陸秋そばを ブレンドして挽きぐるみで打った一品 いきなり蕎麦の香り豊かで後に期待が膨らむ 2枚目は、北海道 牡丹種と埼玉 秩父在来の ブレンドで打った後に2日熟成させたという これもまた1枚目以上に蕎麦の風味が膨らむ 3枚目は、福井 丸岡在来種の緑の部分しか 使わずに挽いて2年熟成させた珠玉の一品 熟成させてるのに表現はおかしいが、 どこか若草の様なフレッシュな風合いを感じる そして最後の1枚は、茨城 常陸秋そばと 長野 乗鞍在来のブレンド 玄蕎麦や蕎麦粉で熟成させたものの方が 風味が強くなる傾向を感じる一方で この蕎麦はサッパリと喉でも味わえる ほとんど蕎麦はそのままか塩で食したので 辛汁はほとんど使わなかったが、 最後の蕎麦の端を辛汁に浸けていただくと 角のない出汁の風味がとても好みだった コース料理とお酒で〆て1人あたり8,000円弱 話には聞いていたが、なるほど蕎麦好きには 堪らない、蕎麦前から始まり、秀逸な蕎麦の 食べ比べへ抜ける至極のコースだった #そば #そば前 #日本酒
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