
フランチャイズの飲食店でも、いつ電話しても電話応対感じよいし、いつ行ってもいい気持ちで帰れるな、というお店もあれば、きっとコロナ禍でバイト先が見つからず困っている苦学生さんを安いお給料で搾取しているんだろうなと思わされるお店もあります。その点こちらの三茶のサルヴァトーレさんは、電話での応対もお店での接客も、今まではいつもとても素晴らしくて、きっとサルヴァトーレさんではおいしい焼き立てのピッツア一枚があれば人を笑顔にできると信じられるような優れた社員教育しているのだろうなと思っていたのですが、この日テイクアウトの注文の電話を受けてくださったYさんは、私が「ズッパディペッシェと、、」と注文を伝えると、明らかにわざと、私が何といっているのかわからないフリをしているかのような受け答えで、「あれれ?ちょっと嫌な印象。店長さん変わったのかしら」なんて思ったのですが、お料理を受け取りに行くとそれも納得、お店はとっても繁盛していて、なるほど、コロナ禍は終わっていなくても客さえ入っていればテイクアウトの客なんてもはやありがたくはないのだろうと思いつつ、「テイクアウトをお願いしていた、、、」とお伝えすると、ホールに出ているスタッフはどなたも一生懸命で、ウェルカムムードいっぱいで応対してくださいました。Yさん、ただくたびれていたのかな?
この日は特製ベーコンとロメインレタスのシーザーサラダ、前菜盛り合わせ、イタリアンチキン、ディアポラピッツアを注文してありました。おうちでお料理を開けてみると、どのお料理も食材価格高騰前と変わらない味&量で、これを25%オフで出してしまうとなるほど採算割れかもと思われる立派な内容。とりわけ前述のズッパディペッシェに至っては、ムール貝や蟹や大きな有頭海老、白身魚の切り身がそれぞれ2つは入っていて、モッテケドロボー的贅沢な一品。なんだかYさんの応対の声がふてくされていたのがここへきてわかった気がしました。
お料理の味はどれも本物志向。シーザーサラダはこのところあまり見かけない本物のロメインレタス使用、前菜盛りのスパニッシュオムレツは濃厚トリュフ風味で、ディアボラピッツアはピッツアのダリアの花が咲いたような繊細な姿とは裏腹にお味はスパイシーで、しかも生地がとっても薄いのにモッチモチという奇跡的な食感で、宅配ピザ屋のピザとは一味も二味も違いますよ!という気概の感じられる一品。なので、お店の人を泣かせてしまってテイクアウトするもよし、あるいは普段の家族の夕食では全然座っていられないママの、ご褒美ファミリーディナーなんていう場面にもおすすめのお店です。ピッツアは一枚が特大サイズなので大きめのテーブルを確保したいのであれば週末の夜は予約しての来店がストレスフリーかもしれません。