
日比谷駅や新橋駅、有楽町駅のどこから歩いても5分圏内という好アクセスの場所にある居酒屋。店内は外から見るよりもかなり広々としており、多様な座席が用意されている。仕事帰りのサク飲みから大人数での集まりまで、幅広いシーンで使えそう。 この日最大の収穫は、早い時間帯の「ハッピーアワー」の恩恵に預かれたことである。「生ビール」が290円という破格で提供されており、ためらうことなく存分に注文。 つまみとして選んだのは「ミルフィーユチーズハムカツ」(748円)と「ぼんじりとにんにくの七味焼き」(561円)。 幾重にも重なったハムからトロリと溢れるチーズのコクは、ビールとの相性が言うまでもなく抜群である。ぼんじりの豊かな脂の甘みに、ニンニクのパンチと七味の刺激が加わった一皿も、大衆酒場らしい実直な味わいだ。どちらもビールのつまみにピッタリ。 全体的に価格設定が安いにもかかわらず、期待を上回るしっかりとした味付けで、見事なコストパフォーマンスを見せつけてくれる。 一つ客観的な注意点を挙げるとすれば、フロアスタッフに外国籍の方が多く、細かい日本語のニュアンスがやや伝わりにくい場面があったことだ。とはいえ、基本的なオーダーはQRコードなので支障をきたすわけではなく、大箱の居酒屋という性質を考えれば十分に許容できる範囲。 細かな接客サービスを求めるのではなく、気の置けない仲間と手頃に美味い酒と肴を気兼ねなく楽しみたい。そんな夜には間違いなく選択肢に入る、実用性の高い一軒である。