
1963年創業、蒲田を代表する「焼き鳥」と「から揚げ」が名物の老舗大衆酒場。
蒲田駅西口に聳え立つランドマーク。
1階~4階まで全てのフロアが客席になっており、フロア毎のカウンター,テーブル席,座敷を用途によって使い分けができる。
土曜日の夕方。
既に店内は満席状態で賑わっており、前の2人組は入店を断られていた。
こちらは3人なのでダメ元で聞いてみると、OKとの事。
4人テーブル席が運良く空いていたので、そこに2人は入れないが、無駄に席を空けないため3人~は許容しているようだ。
という訳で無事に入店をして、メニューを眺める。
店内に張り巡らされた短冊とテーブルに置かれたメニューを見れば、その種類の豊富さに圧倒される。
お腹もそこそこ溜まっていたので、厳選して料理を注文。
口頭で注文を行い、髪のオーダー表に店員さんが注文数を赤ペンで書いていく。
〇 ホッピーセット 390円
▪️鶏の唐揚 500円
手羽1つ、とげんこつ大のむね肉2つのセット。
カリカリクリスピーな衣に、柔らかな肉質のむね肉。
しつこさは感じさせず背徳感なし。
▪️かつ煮 420円
衣が割り下を完全に吸収した「かつ煮」。
ヒタヒタに染みたあまじょっぱい衣を纏うとんかつ。
必然的にご飯が欲しくなり堪らず注文。
▪️ライス 150円
かつ煮とご飯の組み合わせは、紛れもなく「かつ丼」そのもの。
老舗酒場ならではの、効率的で無駄のない接客。
特別良い訳でもなく悪くもなくだが、酒呑みにはありがたい距離感がある。
おつまみも充実していて、お酒も大抵の物は揃っている。
ふらっと立ち寄り、サク飲みでもガッツリ飲みでも使いたい。
言うまでもなく蒲田でおすすめのお店。