僕の世界に「“本物の”カルボナーラ」は無い。 当然に僕の世界にも、 生クリームが入った、 普通の「カルボナーラ」はある。 しかしどうやらこの「カルボナーラ」は、 本物で無かったようである。 「カルボナーラ」の必須な材料として、 鶏卵 (卵黄又は全卵)がある。 この卵が固まるのを防ぐために、 僕の世界では生クリームを用いるが、 パンチェッタ(塩漬けの豚肉)の脂を 用いることが「本物」の証らしい。 この「“本物の”カルボナーラ」が、 銀座外れ、京橋近くのイタリアンで 食べられる。 卵とチーズが入った濃厚でコクのある 「カルボナーラ」は絶品である。 しかし、 これだけでは“クドく”て重すぎであり、 すぐに飽きてしまう。 そこで、味を引き締める重要なアクセントが、 「炭の粉」、つまり「黒コショウ」である。 そう、カルボナーラ (Carbonara) とは、 イタリア語で「炭焼人」を意味する。 つまり、 「炭焼人」が仕事の合間に作るパスタ。 きっと、手に付いた炭の粉が落ちるはず。 この炭の粉を模して、黒コショウをまぶす。 これが「カルボナーラ」である。 この黒胡椒により、最後まで飽きずに 美味を保って楽しめる。 「カルボナーラ」も奥深いと実感できる、 素晴らしいお店である。
suganuma kazuhiroさんの行ったお店
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RESTAURANT DAZZLE
銀座一丁目駅 / ダイニングバー
- ~4000円
- ~15000円
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イタリア料理 フィオレンツァ
京橋駅 / イタリア料理
- ~2000円
- ~8000円
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銀座うち山
銀座一丁目駅 / 懐石料理
- ~6000円
- ~20000円
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ア・ヴォートル・サンテ・エンドー
東銀座駅 / イタリア料理
- ~2000円
- ~5000円
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重慶飯店 新館
元町・中華街駅 / 飲茶・点心
- ~3000円
- ~6000円
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バー シーガーディアンⅡ ホテルニュー…
元町・中華街駅 / バー
- 営業時間外
- ~3000円
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サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニ…
新橋駅 / ワインバー
- 営業時間外
- ~15000円