更新日:2025年09月15日
新鮮な魚介が豊富!心まで元気になる門前仲町の海鮮定食処
富水@門前仲町! 江戸期から富岡八幡宮別当寺・永代寺の門前町として栄え賑わった門前仲町。 その富岡の路地に富水はある。 外観は至って普通の町の魚屋さん。 富水は魚屋さん直営の定食屋さんで行列ができる人気店だ。 もともとは魚屋として80年以上前にお店を構え、今ある場所にお店を移転した際、広々とした空間を定食屋として利用できないものかとの思惑から現在の富水がスタートした。 定食屋としての富水も50年以上の老舗である。 入り口は狭いが中に入るとかなり広々とした店内。 意外な事に若いカップルやファミリーが多く、老若男女の客層で賑わう。 秋刀魚の季節なので、秋刀魚定食をお願いすると早々に売り切れてしまったとの事。 やはり、皆考える事は同じか。 今年は久しぶりの秋刀魚の当たり年で、丸々太った秋刀魚を見かけるが、家の魚焼きグリルで焼いてもなんか味気ないのだ。 気を取り直して、富水おすすめメニューの「富水定食(上刺身・天ぷら)」@1,300円にした。 天ぷらは、海老、茄子、春菊に、今では珍しいハゼ。 刺身は、鮪の中トロに、厚めに切られたプリっプリの真鯛。 そこに丼ぶり飯と味噌汁が付く。 天ぷらと刺身を交互に味わい、ご飯と味噌汁をやっつける。 やっぱり日本の定食は元気が出てくる。 食べ終えて席を立つが伝票らしきものが見当たらない。 とりあえず、帳場に向かうと3代目の女将さんが、 「ありがとうございました。富水定食1,300円になります。」 と、何故かボクの食べたものをピタリと当てる。 えー!なんでわかったんですかー? と、驚きながら言うと、 「もう何十年もひとりで帳場回してんだから!分かるわよ〜!」 と、ピシャリ。 この女将さんも富水の名物女将で、皆、女将さんに元気をもらいに来る。 秋刀魚が出回っているうちに、また来よう。
予算1人1万5千円!最強の江戸前寿司
【#1229 五感を研ぎ澄ませて味わう絶品江戸前鮨】 清澄白河の交差点に鎮座する江戸前鮨のお店。 創業は大正元年(1912年)。 関東大震災や東京大空襲の惨事を乗り越え、1世紀を超える歴史を刻み続ける下町の由緒正しき老舗。 料理は全て大将にお任せ。 まずは刺身を堪能。 鰈・鰹・しめ鯖。それぞれのネタを五感を研ぎ澄ませて味わう。 そしてメインの握り。 船橋産・佐賀産の熟成小肌5種類の食べ比べは圧巻! 10ヶ月寝かした小肌は、酢で〆ているにもかかわらずほんのり甘い! そして利尻産ウニはこれまで食べたウニの中で一番美味しかった感動の一品。 まったく臭みがなく透き通ったり濃厚な味わいは、いつまでも口の中に残しておきたくて飲み込むのを躊躇してしまう程。 大将の前のカウンター席に座るのがオススメ。 大将のウンチクに耳を傾けながら、提供される料理の背景をあれこれ想像しながら、最高級のネタに大将のこだわり・技が合わさった芸術作品を五感を研ぎ澄ませてじっくりと楽しむ。 "美味しんぼ"のような至福の時間が過ごせること間違いなし!! (2022.06.16訪問)
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