れんげ食堂Toshu@妙典!
あっくん、なんで珍しく妙典に居るの?
って、思った?
夏に時間ができると、江戸川放水路へハゼ釣りに行くのだ!
十代の前半から定期的に江戸川放水路のハゼ釣りに来ているが、単純な仕掛けで釣るハゼ釣りは奥が深く、決して飽きが来ない。
だが、ハゼ釣り歴30年以上になるはずなのに、まったくもって上達しない。
自分でも向いているとも思わないし、才能もないと自覚している。それでも夏が来ると、定期的にハゼ釣りへと足を向けてしまうのだ。
以前は妙典駅などという駅はなく、一つ先の原木中山駅で下車して、歩くしかなかった。
2000年頃に東西線妙典駅が開通し、非常に便利になった。
駅前にはイオンモールができ、綺麗なトイレもコンビニもある。
釣りというアウトドアレジャーにおいて、こうした環境が整っていることは必要条件ではないが、気軽にふらりと釣行できる点においては大変ありがたい。
実は妙典民(妙典に住む人)に聞くと、皆が声を揃えて美味しいという中華屋がある。そこを目指して行ってみたら馬鹿みたいに激混みで、行列が出来ていた。
こちとらハゼと格闘し、汗くさいは潮くさいは胡散くさいはで、行列に並ぶ事に躊躇してしまった。
という訳で、妙典駅直結の中華チェーン店に入ったのである。
台湾ラーメン@550円!
何故、数あるメニューから台湾ラーメンを選んだのか自分でも謎だが、思いの外美味しかった。
名古屋ローカル飯の台湾ラーメンが、こうして全国区になっている事自体が凄い事だ。
メインの具は、ニラ、もやし、ひき肉という原価的にも安価で、他のメニューの使い回しの材料で作れちゃう感じが店側としても放っておけない筈である。
台湾ラーメンは「味仙」のオーナーが、台湾の担仔麺からヒントを得て作った、まかない料理だったと言われている。
なるほど。
まかない料理っぽいチープで素朴だが、それゆえ飽きのこない魅力がある。
飽きのこない魅力という点で、ハゼ釣りの帰りに無意識に台湾ラーメンが食べたくなったのかも知れない。