『2021年 フーディスト和久井の印象に残ったこの10軒』 9軒目 2013年創業の焼鳥店。 以前の店舗は白木カウンターの店内だったが、現在の店舗の店内はスタイリッシュなゆるみのある雰囲気で、席はL字型カウンター11席に入口付近の2人掛けのテーブル席、奥には個室がある。 焼鳥は、お通しと食事途中の一品が加わったおまかせ7本セットが基本のコースとなっており、 足りなければ追加で焼鳥や一品料理を追加するスタイルになる。 鶏肉の素材の良さはもとより、紀州備長炭でレアに焼き上げる火入れと各部位ごとに山葵、山椒、胡椒、醤油、塩など駆使した繊細な味付けで濃淡を楽しむことができる焼鳥である。 ●サラダ ●ささみ 表面だけがサッと炙られたレア感を残した絶妙の火入れでほんのり暖かい。 臭みや雑味感が全くない新鮮でピュアな肉の旨味を引き出す絶妙な塩打ち。 口中を躍るこの瑞々しい肉の響きに酔いしれる。 ●ハツ 丸ハツではなく平らに開いたハツは丁寧な下処理が感じとれる。 ハツ特有の香りは微かで、プリンとした食感、凝縮した濃い旨味が魅力。 ●あか あかとは内もも肉の希少部位。 通常のもも肉よりもむっちりと弾力性に富み、旨味が濃く肉汁も多いためジューシーなエキスで心が満たされる。 ●煮込み ●せせり 身が締まっており、適度な脂身とシコシコした食感がやみつきになる。 ●もも 皮付きで提供される独創的なフォルムなももは、皮はパリッと身は中央がややレア。 適度な焦げのパリパリの皮は香りが食欲を刺激し、ジューシー感ともっちり感を楽しめる。 ●つくね 数種類の部位の肉、刻んだ玉ねぎの食感と大葉の香りが効いたまるまるっとしたつくね。 複雑ながらもクセのない味わいが◎。 ●手羽 骨つきの手羽先は、肉面は強火でサっと焼き上げ、皮面は弱火でパリッと焼き上がったいい塩梅の塩味。 噛み締めれば皮と肉の間のゼラチン質が溶けることで、他の部位よりもまして肉汁が溢れてくる。 ●うずら プルプルと弾ける白身に歯が入るととろりとした黄身が流れ落ち美味。 ●レバー テロンテロンとプリンのような輝きを放ち、口に含むと舌の上で溶けていくベリーレア。 肝臓独特の鉄臭さやザラりとした食感は控えめであり、限りなく液体に近い個体という舌ざわり。 嗅ぎ分けられないぐらいの微かなレバー臭は鮮度の良さを物語る。 ●チーズ巻き ピーマンとチーズが見事に調和にした串。 ピーマンの苦味は皆無でチーズのとろみ加減が素晴らしい。 ●焼きおにぎり
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