<小平ふるさと村>にある、 旧 神山家住宅。 江戸時代後期に、建てられた物として、 小平市の文化財に、指定されています。 この、茅葺き屋根の古民家の中、 心地良い水車の音に、耳を傾けながら、 小平糧(かて)うどんを、いただきました。 主屋の隣にある<水屋> 今風に言えばキッチンのこと、 ここで調理をし、注文の受付けもここです。 やがて、おか持ちに入れられた、 料理が運ばれて、 卓に、うどん、お汁、薬味?が並びます。 この薬味こそが<糧>と呼ばれるもの。 旬の野菜を茹で上げたもので、 この日は、大根、小松菜、そして刻みねぎ。 糧うどんは、お汁に具材が入るものと、 入らないものがあります。 こちらでは、椎茸、なめこ、お揚げが 少量入っていました。 打ち立てのうどんが、甘くて美味しい。 その力強さは、いかにも武蔵野うどん。 ツルツル感やモッチリ感もあり、 さらに、平打ちのせいでしょうか、 のどごしが良く、食べやすいものでした。 胚芽も一緒に挽くので、 うどんに混じる黄色いものが、それです。 問題?なのがお汁。 やや薄味で、つけ汁としては素っ気ない。 おまけに生温いときては、 普通なら、 こんなもの食えるか ‼︎ になります。 でも私は、これを気に入っているのです。 そのわけは------。 <武蔵野手打ちうどん保存普及会>なるものが 1988年に結成されています。 かつては、小麦の生産が盛んだった小平。 今では畑が激減して、 その食文化を残そう、伝えようとの思いから、 立ち上げたそうです。 調理をして下さったのは、会の皆様方。 もちろん地粉が使われています。 ずいぶん前に、聞いたことがあります。 出来るだけ本来の味を、と。 これで、お分かり頂けるかと思います。 この糧うどん、 とても生活臭い味わいなのです。 そして、この神山家住宅、 こちらも生活感が、色濃く漂う古民家です。 ともに、厳しかった時代の、 小平の生活そのものと言って、 決して過言ではないでしょう。 この味だけは、 お店では、決して味わうことは出来ません。 お店で作られた、田舎の味、家庭の味とは、 まったく違うものだからです。 このうどんこそが、糧うどんの、 そして武蔵野うどんの原点だと思います。 不味い ‼︎ と言われる方も多いはず。 でも、たった一人でも、 何かを感じて下さる方が、おられましたなら、 会の皆様方にとりましては、 この上ない喜びになることでしょう。 糧うどんは、土、日の2日間11:00〜の販売で1日50食限定です。 午前中に入店すれば大丈夫とのことですが、 やはり早いほうが良いでしょう。 また、 行事等によりお休みになる場合もありますので、事前確認をお願い致します。 #糧うどんの原点 #生活臭い味 #本物の古民家 #うどんは量が少なめ
写真と本文をすべて表示古民家で味わう、伝統の手打ちもちもちうどん体験





















