『北アルプスの『天空の宿』で心温まる夕飯と飛騨名物の朴葉ずし弁当を堪能!』 ザイテングラードを越え、岩稜帯を登りきると、 標高2,996mの鞍部「白出のコル」に、静かに佇む山小屋が見えてきます。 ここは 奥穂高岳(3,190m)と 涸沢岳(3,110m) その二つの名峰の間にある、天空の宿。 岩と空しかない世界に、ぽつんと灯る温かな拠点。 登山者にとって、まさに“命のオアシス”のような場所です。 山頂から戻ったあとに待っていた、安らぎ 朝8時半、奥穂高岳の山頂へ。 9時15分、日本第3位の標高3,190mに立った瞬間、 胸いっぱいに広がる北アルプスの大パノラマ。 そして10時、再び穂高岳山荘へ戻ると、 そこにはどこかほっとする空気が流れていました。 チェックインを済ませ、 岩の世界から一転、木の温もりを感じる山荘の中へ。 山小屋とは思えないほど整った空間。 きれいに保たれた食堂、整然とした寝室、 そしてスタッフの方々の穏やかな笑顔。 疲れた体を横たえると、 標高3000m近い場所とは思えないほど、 深い眠りが訪れました。 山の上とは思えない、温かい夕食 17時、食堂に漂ういい香り。 この日の夕食は ・ハンバーグ ・コロッケ ・青紫蘇パスタ ・サラダ ・柴漬け ・大根のおでん ・味噌汁 驚くほど豪華で、そして本当に美味しい。 「山の上で、こんな料理が食べられるなんて」 登山者同士の会話にも、自然と笑顔がこぼれます。 標高約3,000mの世界で、 温かい食事を提供してくれることのありがたさ。 その一皿一皿に、山荘の心遣いが詰まっていました。 夕焼けを見に、もう一度山頂へ 夕食後、再び外へ。 目的地は 涸沢岳。 17時50分、夕焼け登山。 山荘からわずかな登りですが、 その先に待っていたのは言葉を失う光景でした。 18時15分、山頂。 沈みゆく太陽が、 北アルプスの峰々を赤く染めていく。 槍ヶ岳、前穂高岳、遠くの山並みまで、 まるで黄金色の海のよう。 「この景色を見るために登ってきたんだ」 そう思える、奇跡の時間でした。 山荘のやさしいサプライズ 夜20時、静かな就寝。 そして翌朝3時30分。 昨日お願いしておいた朝食のお弁当を開くと―― なんと中には アミノバイタルが2本。 登山者の体を気遣う、さりげない心遣い。 そしてお弁当の中身は 飛騨名物の朴葉ずし。 鮭と五目ちらしの混ぜご飯、 白身魚の天ぷら、 鮎の甘露煮まで入った、豪華な内容。 標高3000mの山小屋とは思えないほどの贅沢でした。 朝焼けの涸沢カール 4時30分、ヘッドライトをつけて下山開始。 やがて空が明るくなり、 5時、日の出。 眼下には 涸沢カール。 朝日に染まるカールを眺めながら食べる朴葉ずし。 山の静けさの中で食べるその一口は、 どんな高級料理よりも美味しく感じました。 穂高岳山荘は「山の上のあたたかい家」 過酷な岩の世界の中にありながら、 そこには人の温もりがありました。 美味しい食事。 清潔な設備。 登山者を思う小さな心遣い。 そして、 世界クラスの絶景。 穂高岳山荘は ただの山小屋ではありません。 それは―― 北アルプスの稜線で、登山者を優しく迎える「天空の宿」でした。
写真と本文をすべて表示飛騨市にある旅館


























